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我らは信長家臣団  作者: 大和屋
天下統一編
43/178

43話 春日山城攻め

俺は今、信長様に与えられた3万の軍勢を率いて、越後の上杉の領地に攻め入った。

「まずは、春日山城を攻める。政宗、戦支度をせい。」

「ははっ。」

政宗は陣に戻っていった。

「東様、我らは大筒を所持しております。しかし、数はそれほどありません。どの部隊に大筒を持たせますか?」

蘭丸が聞く。

「蘭丸、そなた大筒は使えるのか?」

「はい。安土にいたころ、よく信長様に教えられましたから。」

信長様は槍や弓、刀ではなく鉄砲などを重視している。

新しい戦法で敵を打ち破るのが、信長様の特徴だ。

「ならば、そなたに任せる。頼むぞ、蘭丸。」

「はい、東様。必ずや勝利を掴み取りましょう!」

俺は甲冑を着ると、出陣命令を出した。

指揮は俺が取る。

「狙いは本丸だ、撃て!」

本丸にはたくさんの兵が籠もっているはず。

だから、本丸を攻撃し、兵が逃げてきた所を討ち取る。

そういう戦法だ。

「総大将!」

足軽が飛び込んできた。

「どうした?」

「伊達政宗様、森蘭丸様の2名が、敵の所有している鉄砲で撃たれました!」

その報せに、俺は飛び上がった。

「容体は?」

「意識を失っています。」

俺は刀を抜き、城へ突撃した。

こんなに怒り狂ったのは初めてだ。

家臣の仇は主君が討つ。

俺は足軽たちを斬り捨てていった。

「本丸に籠もっていた足軽たちが逃げ出したぞ!」

春日山城は大滝の名のもとに落城した。

城攻めに成功したのはうれしいが、蘭丸たちのことが気になる。

俺は蘭丸の陣へ走り出した。

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