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我らは信長家臣団  作者: 大和屋
天下統一編
26/178

26話 進路変更

「怨念、か。」

信長様は使者から聞いた報告を、険しい顔で聞いていた。

「伯父上、どうかなされたのですか?」

茶々が聞く。

「松が信忠の食事に毒を入れたそうだ。信忠はすでに死んだそうだ。」

信長様は怒りをふつふつと湧き上がらせた。

「はっはははははっ。東、うそだうそ。」

「はあ。自分の子供が死んだとかいううそつく親いるか?」

「ちがうちがう。松は信忠が死んだと思い込んでいるが、信忠は猛毒に対抗する薬を投与されているからの。しかし、松をあせらせるわけにはいかぬから、死んだという事を信じているふりをするのだ。」

「ふっ。そういう事ですか。」

安心安心。

「それと、さくらという方から密書が届いております。」

さくら?

ああ、松姫様の侍女ね。

「長宗親元親の水軍がこちらに向かって来ている。進路変更!東北へ避難だ。」

船は東北へと進んでいった。

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