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我らは信長家臣団  作者: 大和屋
天下統一編
23/178

23話 船酔い

「おえええええっ。信長様あああっっっ。」

船でポルトガルへ向かっていた俺は船酔いで苦しんでいた。

「はははっ。わしと茶々は慣れているからのう。お前もいつかは慣れる。」

信長様はこの状況で笑っている。

すごいどころかやばい!

「ていうか信長様、この船、揺れすぎじゃないですか?」

「ああ、ダントツで速い速度だからな。」

「おっえええええ。うっえええええ。」

人間とは思えない、ゾンビのような声を口にする俺。

茶々はもはや腹筋崩壊した感じだ。


◆◆◆◆ ◆◆◆◆

ふっふっふ。

産まれてくる子には悪いけど、信忠は殺す。

今こそ亡き父上、兄上の恨みを晴らす。

信忠はただ、あいつの血を根絶やしにしたいから殺すだけ。

私が本当に殺したいのは、織田信長。

優しさのかけらも無い魔王は生きる権利何て無いのよ。

でも、やっぱり信忠への思いはそう簡単にはねじまげられない。

だから、織田信長と信忠を殺した後、お市、茶々、初、江も殺し、最後は私も自害する。

「父上、兄上、信長の死体はもうすぐ送りますからね。」

喜びの感情にあふれた私は、織田家にとって重大な損害を意味する独り言をつぶやいた。

さあ、計画開始よ。

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