表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我らは信長家臣団  作者: 大和屋
北国編
160/178

160話 次女誕生

ロシアに勝利したとはいえ、ロシア領はまだイウァン4世が統治している。

その為、俺は高遠に帰らずに安土城に泊まる事になった。

慣れない場所なので、道に迷うのは日常茶飯事。

だが、そんな生活もそろそろ終わりだ。

ロシアが、船で朝鮮を攻撃したらしい。

朝鮮は既に織田家の領地だ。

朝鮮では、織田家の一門衆である蒲生氏郷が頑張っている。

早く応援に行かなければならないが、兵糧や募兵の問題もあるので、すぐには行けない。

やる事がなく時間を持て余していた俺に、朗報が舞い込んできた。

それは、高遠城からの文。

菊が、姫を産んだそうだ。

これで俺は、二十歳になる前に、2人の娘を持つ事になる。

名前は何にしよう?

顔を見て決めよう。



一週間が経過した。

募兵が完了したので、俺たち一行はロシア軍と対峙した。

血が騒ぐ。

体が熱くなる。

法螺貝の音が響く。

織田軍は、ロシア軍に襲い掛かる。

数で判断すれば、この戦、俺たちの勝利だ。

でも、数だけでは勝てる訳がない。

雑兵たちはすぐに殺せるが、部隊長レベルになれば難しい。

「くそっ。」

本陣に辿りつけない。

雑魚共が邪魔をしてくる。

しかし、イウァン4世は自らこちらに向かってきた。

好機到来!

「一騎討ち!」

危険な賭けだ。

勝利する確率は、2分の1。

やろう。

この命が果てるまで、永遠に心を燃やす。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ