魔法会
たった今、酒場を通過しました。
ステラは無表情で街の住民に挨拶を返していきます。
さてさて。
この国では、魔力を持つ者と持たない者が存在します。
持つ者は魔導士として魔法会に参加し報酬を稼いで、仕事をします。
持たない者は、普通に商売をします。
しかも貴族とか存在しちゃう系です。
魔導士は貴族から平民まで、あらゆる仕事を受け、報酬を稼ぎまくるのです。
ステラはある建物に入っていきました。
そうなんです!
もの建物こそが、エズラント魔法会なのです。
コーレット州ではかなり有名な魔法会です。
他の州から、わざわざ引っ越してくるほどです。
ステラが入ってまず目に入ったのは、
「スッテラ~♥」
両手を大きく広げて抱きついてきた美女でした。
彼女の名前は、リリィ。
何故か、ラストネームは教えてくれないのです。
そんなことは、さておき。
リリィはボッきゅんボッきゅんです。
簡単に言うと、でっかい実が二つついてます。
胸に。
リリィはまず、ステラの急所を掴みます。
「うーん・・・」
「ちょ、リ、リリィ?!」
リリィは真顔で言いました。
「ちょっとだけ、おっきくなってる」
ステラはリリィから離れました。
急所・胸を押さえて。
「べ、別に・・・そんな事気にしてない!」
ですがステラさん、顔が綻んでいますよ。