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名前を言ってはいけないあの感染症「陽性」になったので備忘録  作者: しんの(C.Clarté)


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2/2

解熱後、嗅覚・味覚障害になる

※2023年8月、noteに投稿した話をリライトして再投稿。すでに全快してますが、最近友達が感染したと聞き(一年近く会ってないので私が移したのではない)、これまでの経過と体験談が誰かの参考になるかもしれないと考えて執筆・公開します。



▼2023年8月25日のnoteより。


「あれからどうなった?」と聞かれたので続きです。


おかげさまで、熱は完全に下がりました。

しかし、まだ本調子とは言いがたく、喘息みたいな咳がしょっちゅう出るし(今回に限らず、病み上がりにいつもこうなる)、普段のペースで仕事をすると強めの頭痛が出てきます。少ししんどいですが、時間経過でぼちぼち治っていくのではないかと。


あと、いかにも例の感染症らしい症状「嗅覚・味覚障害」を体験しました。

普通の夏風邪でも、味覚が狂っておいしくない…という症状がありますが、そんなチャチなものではなかった!!


なにせ、すべての匂いと味が「歯磨き粉」になる!!!


いままで経験したことのない感覚に大笑い。「命に別条ないけど変な病気」だと、身をもって実感しました。


試しに、以前友人にもらったアロマスプレーや戴冠式の香油(当方、シャルル七世推しで小説書いてます)を嗅いでみたけど、全然匂いがしない。大きく吸い込むとむせるので、匂いを感じないだけで鼻の奥?脳?は刺激を感じているようですが…。


鼻(嗅覚)は、完全に機能停止。

舌(味覚)は、集中するとかすかに味を感じる…。


肉体の機能全般がところどころバグってる。

パルプンテかかってる! そんな感じ。


パスタ系がまずくてうどんは平気……と思っていたら、数日後、今度はうどんが食べられなくなる。フルーツのゼリーさえおいしくない。コーヒーも紅茶もジュースも白湯も水もまずい。すべてが歯磨き粉になる(なんでよw)


参考までに、嗅覚・味覚障害でも食べやすかったもの。


・冷たい茶碗蒸し

・薬味としょうゆをかけた冷やっこ

・梅干しのおにぎり


振り返ってみると、「匂いで食欲をそそる」タイプの食品が受け付けないのかも。


個人的に一押しの療養食は「冷たい茶碗蒸し」

スーパーで買い置きしていたパック詰めのやつで、本当に助かりました。

まず、食感と喉ごしが良くてつるつる食べやすい。メインの卵は栄養価が高く、枝豆や椎茸や三つ葉、銀杏や筍やエビなどの具材も入っているし、胃腸が悪くなければ断然おすすめ。私はこれからも常備すると決めた!


ちなみに、このnoteを書いている8月末現在、味覚障害はだいぶ治りました。

嗅覚はまだちょっと鈍い。





※なろうとカクヨムに再投稿している9月末現在、嗅覚・味覚障害もひどい咳き込みもすべて回復しています。あと、いつの間にか体重3〜4キロくらい減りました。

何かあれば追記しますが、ひとまずここでおしまい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


【余談】

自宅療養中に、アレクサンドル・デュマの初期の戯曲『シャルル七世とその重臣たち』全五幕を翻訳→連載→完結しました。

戯曲とは舞台用のシナリオのこと。一般的な小説ではありませんが、興味ありましたらこちらもぜひ。

高熱と激しい咳きこみ、嗅覚・味覚障害に苦しみ、血を吐きながら(嘘ではないw)仕上げた渾身の作品です。


▼アレクサンドル・デュマの未邦訳戯曲『シャルル七世とその重臣たち』

https://kakuyomu.jp/works/16817330656738524583


小説(創作と翻訳)は、Kindle・ペーパーバック化するときに非公開にできるカクヨムメインで投稿しています。


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― 新着の感想 ―
[一言] 晴れてご快癒とのこと、心よりお慶び申し上げます。 たぶん同じ頃、わたしもあの感染症で七転八倒していました。あっという間に高熱が出て、治りかけた頃から咳が止まらなくなると云う同じような体験を味…
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