表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
明日のキミは照れのち笑顔  作者: あめいろ
5/13

輝く舞台へ⑤

ビキニ美女は私に近づくや、私に抱きついてきた。

「ヨロシクー!名前は?」

「いや、あの......あ、雨宮晴です」

「ハルね!宜しく!あ、アタシは杉崎彩奈!アヤナでいーよー!」

底抜けに明るい人だ。見た目とのギャップに圧倒される。

「は、はぁ」

まさかの歓迎っぷりだ。

って、待て待て。圧倒されていてはダメだ。

「や、でも私何も出来ないですよ?」

「いいのいいの!アタシもまだ始めて1ヶ月くらいだしさ!一緒に頑張ろっ!」

何でここまで初対面の相手にグイグイ来れるのか分からない。これが美男美女だけが持つとされるコミュニケーション能力なのだろうか。ごく普通の一般女子のコミュ力では到底太刀打ちできない。

てか、始めて1ヶ月?それって、ほぼ素人では?

行原が私の方を振り返る。

「良かったな、交渉成立だ。えーっと、あめ.....あめ......あめさき?」

「雨宮です。名前も知らない人のこと、よく連れて来れましたよね」

「何はともあれ、これで《《コンビ》》結成だな」

私の言葉を無視して、行原がうんうんと頷く。

なんとなくだが、行原は他人の話を聞かない傾向がある気がした。

ただ、そんなことよりも、気になることがあった。

コンビってどーゆうことだろう?

なんとなく引っかかる。アイドルとかなら、デュオとかユニットとか、そんな言い方をするように思うからだ。それに、先程は相方とも言っていた。よく考えると、アイドルで相方なんて言い方するのだろうか?

これって、もしかして.....

私の中である疑問が浮上していた。

「あ、あの、1つ良いですか?」

「何だよ、あめふらし」

行原が相変わらずダルそうな声を出す。

「雨宮です。名前覚えてください」

「有名にならないと、覚えられないんだよ」

「オッサンですかアナタ。て、そんなことより」

「え、待って。ヤバくない?」

彩奈が私を見て、驚いたように手を口に当てる。

今度は何だ。

「バリ、ツッコミうまいんだけど!」

「はぁ?」

その反応に呆れてしまう。

急にどうしたんだ、この人。

「だろ?俺の目に狂いはなかった」

そして、何故か誇らしげな行原。

意味が分からない。

いや待て、この2人がやろうとしていることを考えたら辻褄が合う。

「と、とにかく、1つ良いですか?」

なんとかキャッキャする2人に割って入って聞く。


「も、もしかして.....私、お笑い芸人に誘われてます?」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ