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第1話 知らぬ間に蔓延している

この話は高校生の時に書いた短編小説を再編集したものです。

本格的な小説を投稿する前に実験的に投稿させていただきました。


新型コロナウイルス(が蔓延する世界)のあるドラックストアでの話です。

地球の平均気温が急激に上昇。


温暖化と言われ続けて30年がたち、ついには去年オゾン層が完全に消滅してしまった。

オゾン層で防いでいた有害な紫外線は、地上に降り注ぎ、皮膚ガンの発症を増加させている。


人々は日中の野外活動を控え、経済活動に深刻な影響を与え始めていた。


だから俺は、昼間は紫外線が強く行動が制限されているので、バイトはもっぱら、

夕方、もしくは夜にしている。


親の援助も期待できない自分にとって、生活はいつもぎりぎりだ。


しかも、都心から離れ、最寄駅からも離れた古いアパートに暮らしている。


また今年も色々なウイルスが蔓延しているにもかかわらず空気清浄機も買うことができない貧乏な学生だ。


マスクに至っては支給品すら手に入らない。

しかし、インフルエンザ程度の病原体(びょうげんたい)には、恐れてはいない。



時計を見れば、午後5時を指していた。テレビではニュース番組が放送されている。


「世界保健機関(WHO)は24日、世界全域で新型コロナウイルスβ(ベータ)の感染が終息(しゅうそく)したと宣言しました・・・」



夏だと言うのにコロナβ(新型コロナウイルスβ)が流行するというのは

紫外線の影響か、

乾いた風の影響か、

何が原因か


俺には全く分からない。


最近、気になる話では、コロナβは生物兵器らしいとネットを(さわ)がしている。


まさか世界中で人間が急速に減ってきていると言うのは本当なのかもしれない。


このコロナβの影響が、紫外線の強さも加わって、事実そうなのかも知れないが、


真相を語る知識人がテレビにも政治家にもジャーナリストにもいない。



本当に恐ろしいことが進行しても誰も声を上げようとしていない。



「そろそろ、時間か・・」


バイトが始まる時間が近づいていた。なんだか、行く気になれない。


頭が痛い。熱っぽい。ふくらはぎが筋肉痛のようである。


「インフルエンザは、もう、終わったはずだよなぁ。コロナβだったら人生、終わっているなぁ~」


俺は部屋を出て、ドラックストアに立ち寄ろうと思う。

面白い作品を作りたいと思っても難しいと感じた。

そして、もっと上達しようと感じた。

書いていて、そんな思いをした作品でした。


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