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0話 プロローグ《テンプレって奴かな?》

優しくしてください。初投稿なんで。

俺は神条(かみじょう) 刹那(せつな)。おそらく人生に置いて最も楽しいであろう高校生活をマイ〇クラフトにつぎ込んだ、いわゆる作業厨だ。俺の作業好きはゲームにとどまらず、高校からの課題に取り組んでも、もの足りず過剰(とても)にやってしまうなど、世界、いや、宇宙屈指の作業厨だと自負している。

そんな俺は今、幼馴染であり先月想いを告げられ恋人となった、佐久間(さくま) 凜音(りんね)と高校からの帰路についているところだ。

「ねえー、せつな、コンビニ寄ってかない?アイス食べたくなっちゃった。」

ぶっちゃけ金欠なのだが、可愛い彼女の頼みなら聞かない男はいないだろう。

「いいけど、俺はなんも奢らないからな?」

「むうぅ。いいよ、自分で買うもん。……今日は。」

いつも奢られて居るのを少しは気にかけているようだ。少しだが。

「せつなは今日も帰ったらマイ〇ラ?」

りんねが呆れたように言ってくる。まあそうなんだが。

「でも明後日はデート行くじゃん。だからそれまで我慢しろって。」

「あ、赤。」

どうやら信号が変わってしまったようだ。アイスをついばみながらりんねが教えてくれた。日頃から学校でラノベを読み漁っている俺は青信号でも安心仕切って渡ることはないのだが、今日は違った。青信号だからか猛スピードで信号に向かってくる車、「危ねぇな。」と思いつつもあまり気にはかけない。突如車の車線上に空間の歪みに似た"何か"が現れた。陽炎とつむじ風が合わさったような、そんな歪みだ。現れた"それ"に車が触れた、その瞬間。車のベクトルはアイスに夢中で気づかないりんねの方へと向いてしまった。

「はぁ!?」

俺の声に驚いたのか、りんねは体をビクっと震わせる。

「っ!?何よ、びっくりするじゃn」


ドンッ!


車は、りんねを突き飛ばした俺を吹き飛ばした。猛スピードだけあって即死かと思われたがまだ意識はあった。

「えっ!?せつな!?車!?なんで!??」

りんねはまだ頭がついてきてないっぽいな。ああ、死ぬぅ。なんだこのテンプレ……。まあ、守れたから……よかった………か………な………。最後に見たのは、俺の死に様を見て絶望した恋人の顔だった。

ついに始まった、始まりそうな作業厨の無双ライフ!

欲望を書き綴っていきたい。

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