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創世機神ガインスレイザー  作者: きし
第一章『サバイバル入学式』
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 創機セクトトールの操縦者アダム伊井田龍介いいだりゅうすけは、無言で敵として追いかけ回していた二人の男女の消えた崖を見つめていた。


 『龍介ちゃん……』


 亜里沙の声に我に返った龍介は、操縦桿を握ることで意思を示す。


 「行くぞ、亜里沙。これが俺達の選んだ道だ」


 『辛そうだよ? 龍介ちゃん』


 「……この試験を突破するには、生徒手帳が必要だ。どちらにしても、奴らを助けに行くぞ。さすがに抵抗する気力はもうないだろ」


 『うん、早く見つけましょう!』


 抵抗どころか生きているか分からない。それは、自分が手にかけたのと同じことだ。

 生きていくために盗みや恐喝紛いの事件も起こしたことがある。それでも、無意味に他者を傷つけることはなかった。そして、その一線を今越えた。最悪な形で。

 どろりとした全く正常に動こうとしない思考で、龍介はゼクトトールを前進させようとしたが、その動きが急停止した。

 何か様子がおかしい。そう思った矢先の出来事だった。


 ――崖の下から強い発光と共に、一体の創機が飛び出した。


 頭部は青と白に左右に分かれた角が付いており、戦国武将の兜をスマートにさせたような顔。

 首から下も、青と白の配色に、丸みのある肩とサポータを装着したように若干大きくなっている膝だけがその創機の特徴だった。

 武器もなく、何かが特殊というわけではないその青と白の創機は、空也アダム澪音イヴの二人の重なり合う声と共に叫びを上げた――。


                ※



 俺は今、海凪澪音と共にいる。ずっと探し求めていたキミがいる。

 キミの記憶が、キミの気持ちが、俺に流れてくる。

 断片的な心という名前の部品パーツが、俺と澪音しか作り上げられない大切な絆を実体化させる。

 産まれる前に母体にいた頃は、こんな穏やかな気持ちでいたのだろうか。永遠に悲しみのない平和で静かな世界にいたのだろうか。漂う空間で流れてくるのは、澪音の苦しみ悲しみ、それだけではない、誰かを想う強い優しさ、決して折れない鋼の心。最も側にいたい存在の全てを全身に受け、傷つくために産まれるのは俺と澪音の――創機キズナ

 産まれる、生まれる、生み出でる。

 俺は行くよ、キミに会う為にキミの温もりから抜け出すんだ。


 さあ、叫ぼう。俺と澪音キミを何年も縛り続けた呪いと約束の名前を。


 さあ。



                    ※



 「「ガインスレイザアアアアァァァァァァァ――!!!」」


 俺と澪音は、俺達の創機の名前を叫ぶ。

 滝を切り裂き、俺達は共に動きを止め続けるセクトトールのいる河原へと躍り出る。

 創機の操縦席というのは、思ったよりも機械的だった。

 プラスチックのような素材で来た座席に座れば、三百六十度全方位外の形式が窺える。それが創機の頭部から視点ではなく、操縦席からの視点。おそらく胸元の辺りだろう。頭部の役目は、文字通りイヴが外の光景を眺めるためのものなのだろう。

 座席に座り、ちょうど両手を伸ばせば届く位置に手の中にすっぽり納まるシルバーカラーの棒が左右に一本ずつ。それが当然のように、シルバーカラーの棒を握りしめれば、頭の中に闘うための情報が流れ込んでくる。今、自分が手にしているのは操縦桿だという情報と創機の操作の方法。

 思ったよりも簡単な操縦方法に驚く。操縦桿を上下に動かさなくても、創機は前に進むし高く飛ぶことも可能だ。ただ単純に、俺がイヴである澪音と意思を一つにして、こう動いてほしいという気持ちを澪音が聞き入れてそれを実行に移すだけだ。それは、俺の一方通行な命令だけでも、澪音一人の勝手な行動でも創機はうまく動かない。

 俺と澪音が気持ち一つにして、初めて動く機械神ロボット――それが、創機。

 俺は、俺達は、共に名乗りを上げた。


 「待たせたな……。コイツが、俺達の力! ――創機ガインスレイザーだ!」


 強制的に叩き起こされたように、身動きを止めていたセクトトールがチェンソーを再び回転させる。今までのように、俺達を威嚇させるような遊びは見られない。


 『ハハハッ……。どうやら、俺達がしつこくケツを追いかけてた奴が、『敵』になるきっかけを作っちまうなんてな』


 『それにしては、龍介ちゃんてば嬉しそうだね』


 『まあな、やっと入学できたってのに、試験があっさり終わっちまったら……面白くねえだろうがよっ!』


 龍介の威勢の良い声に尻を蹴られたようにしてセクトトールが三回のステップを踏めば、掠っただけでも致命傷になる凶悪な形をしたチェンソー型の両腕を広げた。


 「やばいっ」


 敵の前まで近づて、何もしないわけがない。俺は、考えると同時にガインスレイザーを後退させる。体を若干反らすつもりだったが、思った以上にガインスレイヤーの運動能力は高く、一気に数十メートル後方へと飛んだ。


 「澪音っ!」


 『空也は敵にだけ集中して!』


 ギロチンのようにしてチェンソーを交錯させたセクトトールから離れることには成功したが、不恰好にバックステップをしたせいで、ガインスレイザーはまともに着地すれば転がってしまうような状況だった。だが、俺が意識をすることなく両手両足を広げることでスピードを殺し自然に着地をとっていた。最小限で済んだ衝撃は、澪音による働きかけによるものだ。

 俺もイヴではないので、具体的なことは不明だが、創機というのはイヴであってイヴではないものだ。

 人間であるアダムと神に近い人間イヴ。結局のところ、俺達は人間だ。その人間達が、互いに協力して特殊な力が発生することで、創機の出現に繋がる。例え、ここでガインスレイザーの腕が落ちても澪音が傷つくことは無く、腕の消滅という不備を補うために著しい体力の消耗などの弊害はあるが、実質、イブに何らかのダメージが残ることはない。

 イヴの姿は見当たらないが、見えないところで俺の補いきれない部分を共に操縦している状態だというのが正しいのだろう。俺は操縦桿を握り、考えつつ行動をしないとけないが、澪音の場合は直接的な判断が行る。二人の医師があまりにちぐはぐになると創機が消えたりすることもあるらしいが、今の俺達は数年分の思いを込めたことで強固な絆が出来上がっているのだと断言できる。


 「ふう……。助かった……。ありがとう、澪――」


 『次が来る、空也!』


 額から噴き出した汗を拭おうと伸ばした手を慌てて引っ込めて、操縦桿を握れば、大きく左右にジャンプを繰り返しつつセクトトールは俺へと接近してくる。


 『甘ちゃんにしてはやるな! だがよぉ、創機に力を振り回されるだけの素人には、ここで退場願おうかね!』


 再び地面を蹴り、後退。今度は先程のように不細工な形ではなく、適度な距離でうまく退くことができた。しかし、執念深い奴らがここで諦めるわけがない。

 チェンソーはさらに回転速度を上げて、周辺の木々を切り倒しつつ素早い足の動きで俺達からは決して離れすぎない距離を保っている。ガインスレイザーが着地して次の地面に飛ぶ頃には、奴らは俺が飛んだ場所に追いつき、そして、再び離れても飛んだ場所に追いつく。


 「しつこいんだよ、お前ら!?」


 『これぐらいの執念がないと、ここまで来れなかったんだよ。……勘弁してくれよなぁ!?』


 逃げれば逃げるほどに、俺達が通った場所が竜巻でも通り過ぎたかのように木々が倒れて道のようになっていた。その竜巻の発生源が、今俺達へと刃を振り回す十五メートル前後の創機だと考えると冷静さを削られていくような気持ちになる。


 「澪音、何か武器はないのか!?」


 『……うーん、それらしいものは見当たらない』


 「じゃあ、素手で戦えっていうのかよ!?」


 『チェンソーの中を潜り抜けて、パンチすればできないこともないよ?』


 「俺にサーカスでもしろっていうのか……」


 戦いというのは逃げ続けて、うまく逃げ延びることができればそれは勝利と呼べるのかもしれない。だが、もしも逃げきれなかった場合、いずれにしても逃避には終わりが来る。たった一つの逃げ延びるという勝利方法を封じられた今、圧倒的な不利な立場は間違いなく追われる俺達だった。そして、俺達にも終わりがやってきた。


 『私達、本当に崖には縁があるみたいだね』


 緊張感のない澪音の声が聞こえる。

 そんな縁は是非お断りさせていただきたいが、縁というのは望まずして運命的に与えられるようで、俺達は崖に追い詰められていた。

 今度の崖は先程までとは違う。おそらく、この島の中でも一番高いのではないかと思ってしまうような崖だ。例え創機だとして、うまく着地できたとしても立ち上がれるかどうかも怪しい。今だって、足元から転がった人間の頭程度の石が落ちたというのに下から落下音すら聞こえない有様だ。

 セクトトールは、自分達の勝利を確信していたかのように自機を中心にチェンソーををプロペラの羽のように回しつつ、ゆっくりと着地した。あまりに堂々としているので、この崖まで誘導されてしまったのだろうかと勘ぐってしまうほどだ。

 

 『てめえら、ボコられる準備はできたか? めちゃくちゃらされたんだ、もう逃げたりしないで俺達に付き合ってくれるんだよなあ? なあ、そうだろ? あれだけ偉そうに登場しといて、これで終わりなら、お前たちは三流でも小物でもねえ、本来は省かれるべき雑魚モブだよ』


 もう嫌というほど聞いたチェンソーの回転音に、俺はただ顔をしかめてセクトトールの姿を見ていた。

 想像以上に龍介は戦い慣れをしている。どう動いてもあのチェンソーに刻まれる光景しか頭に浮かばない。素人の俺でも分かるぐらいに、セクトトールからは隙がなかった。俺達を追いかけ回している時は、どこか手を抜いているようにも感じられたが、今回ばかりはどれだけ注視しても見えない壁に防がれているように近づくことを躊躇わせる。


 『……空也、サーカスを演じる人間というのは他者と違うところがあるわ』


 耳を疑ってしまう。おもむろに澪音はそんなことを言ってきた。


 「こんな時にどうしたんだよ」


 『それは、なんだと思う?』


 「今はそれどころじゃないだろ!?」


 『答えて』


 セクトトールは相変わらずじりじりとこっちへ近づいてくるし、足元は崖で、落ちれば心身共に絶望の未来が待ち受ける。崖の下の暗闇がぽっかりと大口を開けて、俺達が絶望に飲み込まれるのを待ち構えているようにすら見えてきた。

 そんな状況なのに淡々とした凛音の言葉に、俺はがむしゃらになりながら返答した。


 「すげえ運動神経と強い精神力とかだろ!?」


 『さすが、私の相棒。私の言いたいこととはおおよそ同じ。……うん、彼らは闘うために己自身の肉体と心を鍛えるの』


 「何が言いたいんだよ!?」


 『――でも、彼らはいつだって一人。一人だからこそ、己を極限まで鍛え続けることで戦いを勝利に導いて来た。私や空也は……すぐに身体能力を手に入れることも気持ちを強くすることもできない。……けど、私は二人いる。――二人で戦っている』


 内緒話が終わるのを聞き飽きたとばかりにセクトトールは地面を強く蹴り上げた。

 俺は黙って聞いた澪音の話を頭の中で整理して言葉を紡ぐ。


 「足りないところを補えるってことか?」


 『うん、空也は強い精神力を、私はこのガインスレイザーの身体能力を駆使するから。空也は私を求めて、私の力を信じて。空也しかできないような戦いをしてみせる。私には、空也の想像を実現させる力があるから。――来たよ、空也!』


 俺の返事を待たずして、急に創機の操縦桿が重たくなった。これはつまり、俺の思った通りに動かしてみせろということか

 正直、無茶苦茶なやり方だと思う。創機というのは二人で一つの意思になるので、どこかしら互いを気遣う必要があると聞いていた。そのはずだが、操縦方法は俺にぶん投げて、力だけはフルに発揮してみせると言うのだ。


 「面白いじゃないか」


 気付けばチェンソーの刃を前にしても笑っていた。

 要は、互いの気遣いを無くせというだけだ。共に操るのではなく、剣や槍を振り回すように創機を使用し、その重たい武器を振り回した結果、俺の腕が千切れても支えていた足が砕かれても闘い続けろということだ。

 下手にいろいろ考えるより、そっちが性に合っている。もう考えない、ただ俺は目の前の敵を粉砕するだけだ。


 「俺達の邪魔をすんじゃねえっ!」


 全身を座席に押し付けられるような強い衝撃が襲う。その代わり、気が付けば俺はチェンソーの下を潜り抜けることに成功していた。地面を転がる乱暴な回避方法だが、そんなの気にしてはいられない、その場で手をつけば地面を押す、そしてバク宙をしながら背を向けたままのセクトトールから距離を開いた。


 『もう逃げなくていいのか、臆病者共!』


 「次はてめえが逃げる準備をしろよ!」


 チェンソーが横に凪ぐよりも早く、ガインスレイヤーの左拳がセクトトールの肩を殴りつけた。バランスを崩すセクトトールを逃がすまいと、空いた右手に力を込めて拳を振るうことだけに集中した。


 『なにぃ!?』


 瞬間、俺は右の拳を引いた。

 肩を殴られたことで致命傷を回避したセクトトールは、次は右の拳が飛ぶのだと予想していたようだが、俺は誰もが予想するであろう行動を逆手に取ることにした。

 引っ込めた右拳の代わりにセクトトールを襲うのは、一度完全に脇へと戻した左拳。そして、不用意に向かってくるであろう右拳を切り落とすために前進したセクトトールへとカウンターとなる一撃を放つ。


 「歯を食いしばれっ!」


 クリーンヒットする左の拳が、セクトトールの顔を半分を砕き、頭から後方へと背後へと倒れこんだ。

 生温い汗の粒が額から頬を流れた。焦っている時や運動している時に汗が出てくるものだと思っていたが、極度の緊張状態からほっとすると流れる汗もあるのかと初めて知った。

 時間が停止したように静かになったこの空間で、俺はただ黙って動かないセクトトールの姿を見た。


 『……勝ったのかな?』


 俺にだけにしか聞こえない声で問いかけてくる澪音。肯定したいところだが、たったこれだけで終わったとは思えない。


 『いったぁい』


 聞こえたのは亜里沙と呼ばれたセクトトールのイヴの声。仰向けに倒れたままで両足をぐいと空に引っ張られるように上げ、両足を下せばシーソーのようにしてセクトトールを上体を起こせばしゃんと立ち上がった。


 『こういう起き方をしないといけないのは、チェンソー女子的にはやんなるわよねえ。おーい、龍介ちゃん起きてっ』


 『……聞こえてる、チェンソー女子てなんだよ』


 寝起きのような声で龍介が言えば、動作を確認するように短い間隔で二度三度チェンソーを回転させる。


 『よし、やっぞ』


 「しつこいし、しぶといな! お前!」


 両腕のチェンソーを振り上げた瞬間、俺は前のめりに走り出して懐に飛び込めばセクトトールの関節を掴んでそれ以上の挙動を抑え込む。


 『やっぱ戦いは接近戦がいいよなあ! 互いの魂をぶつけ合っている感じがするぜ!』


 「悪いが、俺にはそんな趣味はねえよ。できることなら、遠距離から攻撃したかったよ!」


 『釣れねえこと言うなよ!』


 頭と頭、つまり頭突きを互いに与えれば再び距離をとる。


 「うっせえ! 一人でやってろ!」


 『最初は気に食わなかったが、今のおめえはいいぜ。さあ……俺とお前のケンカをとことんやんぞ!』


 ガインスレイザーは両方の拳を握り、セクトトールはチェンソーを全開で回転させ、互いに戦闘態勢をとる。

 もう俺にも迷いはなかった。今なら、自分を信じ澪音を信頼し思う存分に力を発揮できる。だが、正直なところ体力的にはもう限界だ。強引な操縦で、一瞬でも気を抜けば吐いてしまいそうだし、乱暴な操縦のせいで口の中から絶対に出てきていはいけない体の部位まで転がり落ちそうだ。それでも奮い立たせるのは気力と、やっと出会えた澪音との絆を手放したくない気持ち。

 ガインスレイザーとセクトトールがこの戦いを終わらせるために、大きな一歩を踏み込んだ。


 ――ビリリリリリ。


 「な、なんだ?」


 眠っていた状態から強制的に起こされるような感覚に、俺も龍介達も動きを止めていた。

 大音量の電子音がそこら中から鳴り響いている。

 続いて聞こえたのは、キーン、というマイクのハウリング音。


 『――えー、ただいまを持ちましてクラス分けを兼ねた能力判定試験を終了とします』


 「は?」


 『あ?』


 いつの間にか、俺は拳を引き、セクトトールはチェンソーの回転を止めていた。そして、どこか遠くからやってきているヘリコプターのプロペラの音を聞きながら、立ち尽くす。

 おい、と声をかけられて開放したセクトトールの操縦席から一人の男子生徒が身を乗り出した。

 派手な金髪で髪を染め、細い眉毛の下の鋭い眼差しが手を振っている。


 「なんかよくわかんねえけど、試験終わりだってよ。……俺の名前は、杜若龍介かきつばたりゅうすけ! お前は!?」


 「俺も外に出た方がいい?」


 『せっかくだし、挨拶しとくといい』


 澪音がそう言うので、俺はやれやれと操縦席を開いて外に身を晒した。もともと歩くために作られているわけではないので、下に落ちないように気を付けながらガインスレイザーの肩に掴まる。


 「俺の名前は、火桜空也ひざくらくうやだ!」


 自己紹介をすれば、それを聞き満足そうに龍介が親指を立てた。


 「おう! これからよろしくな!」


 『変わった人』


 澪音の呟きが聞こえる。確かに、この杜若龍介という男は変わっているかもしれないが、


 「変な奴だけど、悪い奴じゃなさそうだ」


 澪音も同意見なのか、俺達は迎えが来るまでの間、始まりの夜明けを浴び続けた。


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