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ぶちのめしますわよ、旦那様【領主を継いだので好き勝手やてみたい別冊?】   作者: 堀江ヒロ
結婚とその顛末

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ぼっち属性なお嬢さまの話


「ねえ、『ぼっち』ってどういう意味かしら?」

「いきなりどうしたんですか、お嬢さま?」

「変なチャラい、いえアホそうな男性が旦那様と話していたのよ」

 なんと!? その男性、お嬢さまのぼっち属性を見抜くとは侮れません。


「・・・え~と。まあ、端的に云いまして、うん。語源はどこの宗派にも属さない僧侶のことを指していました」

 やんわりとオブラートに包みましたが、きょとんとしています。間接的な言葉ではお嬢さまに伝わらないようです。

 なので、はっきり言います。

「いわゆる、人と関わりを持たない孤高の人のことです」


 お嬢さまはまだ自信満々でとんちんかんな感想を述べます。簡潔過ぎる会話は勘違いの元です。

「お嬢さま。それは部下が上司に報告する時の心得です。『ぼっち』とは、もう正直に申しますが、一人ぼっちのことです。話下手な方なども当てはまる場合があります」


 まさか、これでも伝わっていない・・・?

 ご自分がいかにディベートで素晴らしい意見を出してきたか喋っています。

 本気で心配になります。

 言い訳をさせてもらえれば、お嬢さまは毎日勉学に武芸に励んでいて、同世代の子たちと遊ぶ暇がありませんでした。

 もっと言うと、まがいなりにも大領地を有する貴族のお嬢さまなので周りが身分差に及び腰になってしまい、やっぱり友人はできませんでした。


「そういう事でもなくて・・・ お嬢さま。やっぱり私も残りましょうか?」

 

 幾人かの家人をお嬢さまの側近として残す予定でしたが、それも中止になってしまったそうです。彼らなら、長くお嬢さまと共に勉学を学んでいたので面倒な性格も理解していたというのに・・・

 初見の方ではお嬢さまの良さを見ぬくことは不可能でしょう。付き合いが深まれば良さを把握出来るでしょうが、人への好感度はファーストインプレッションで大半が決まうとも聞いたことがあります。


 自分がからかう分なら問題はないのです。しかしながら、私の見えないところで大失態を犯さないか、改めて考えてみると物凄い気がかりです。


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