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悪の貴族令嬢  作者: 緋桜 雪
楽しい日常~中学生編~
9/11

9話

今日は、旅行の日です。修学旅行というより林海学校という方が正しいだろう旅行だ。


「おはよう、マリア」


「おはようございます、ジェード様」


久々に会ったジェード様は身長が高くなっていて、見上げないといけない。


「ジェード様、背が高くなりましたか?」


「うん、少しはね。マリアは縮んだのかな?」


ははっと笑って私の頭を撫でる。


「縮んでいません!もう!子供扱いしないでください。」


あまり撫でられる事は好きじゃないが、少し嬉しかった。でも、少し怒っているので、睨みつける。


「マリアが睨んでも怖くないよ。逆に可愛い。」


微笑みながら頭をまた撫でられる。可愛いと言われたため、顔が少し赤くなっていると思う。可愛いってお世辞で言っていると分かっていても、いつも不意打ちで来る為、顔が熱くなる。


「うぅ。久々に会っていきなり弄らないでください!」


「俺が甘えられるのは、マリアだけだから許して。」


くぅ……そう言われると何も言えなくなるじゃないか!ジェード様は王子という立場で甘えられる相手が少ない。そこに私がいるのは嬉しいけど……


「しかたないですね。」


私は暫く撫でられることにした。優しく撫でてくれているのでなんだか眠くなってきた。因みに今はバスの中です。あぁ、駄目だ。おやすみなさい。私はバス出発20分で眠りについた。

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