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悪の貴族令嬢  作者: 緋桜 雪
楽しい日常~中学生編~
5/11

5話

ジェード様の長い長い自己紹介と言う名の演説の後、直ぐに講堂へ向かう準備をする。どうやら他のクラスはもう待機しているようだ。A組が遅いため、不満の声も上がりはじめる。がなんとか先生方が頑張り生徒たちを鎮める。まあ、ジェード様の一声でと言った方が、合っているのだが。入場していると保護者席から、


「お姉様~!!」


と言う声が聞こえた。またですか。我が妹よ。可愛いから許すけど、こっちは恥ずかしいですわ。控えめに手を振る。もちろんアリスはちぎれんばかりに腕を振る。そこまでしなくても見えています。



なんとか無事に入学式も終わりました。私は座っているだけでしたが。ジェード様は新入生代表として活躍なさっていました。さすがです。保護者が迎に来たら解散となる。それまでは、自由なので私は知らない友達に声を掛ける。


「こんにちは。」


声を掛けられた女の子は驚いてその後、顔を赤らめました。……………ん?なんで?横を見るとジェード様がいつの間にかいらっしゃったようです。なるほど。


「こ、こんにちは」


そんなに怖がらなくてもいいのに。


「私、マリア・ウォスカーというの。マリアと呼びなさい。それと……………お友達になって欲しいの。」


やばい、恥ずかしくて最後の方、声が小さくなってしまった。女の子は目を丸くしている。ダメでしたか?やっぱりいきなりは無理ですか?諦めようとしたとき、


「ええ!!こちらこそよろしくお願いします。私、ソフィーナよ。マリア」


ニコッと笑った。


「ありがとう。」


こちらも返す。どうやら、私の行動に驚いていただけなようだ。こうして、私の友達が一人増えました。

マリア 「ソフィーって呼んでもいいかしら?」


ソフィー「うん、私はマリアって呼ぶね!」


ラン 「良かったですわね。マリア様。」


マリア 「ええ!!とても嬉しいですわ。」


ラン 「私の時もこうでしたもの。」


ジェード「へぇ。そうなんだ。」


ラン 「あら、ジェード様。目が笑っていませんわよ。」


ジェード「そんなこと無いけど。」


ラン 「男の嫉妬は見苦しいわよ。」



マリアとソフィーナはいろいろ楽しくお喋りを。

ジェードとランは言い合いをマリアの家族が来るまで愉しくしていましたとさ。


ちなみに、ランはこれから出てきます。

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