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異世界の天気予報士「明日、天気になーれ」  作者: 藤崎日向
明日天気になーれNEXT
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EX第19話「レクリエーション」

豆乳飲料

紀文の「健康コーラ」と「健康ラムネ」にはまっています。

ラムネ菓子のコーラ味を飲み物にした、あの微妙感に心が奪われまくりです。


 それから三ヵ月後。

 俺たいは、レンガを使って家を建てていた。

 3棟は、俺やアラクネさん達と一緒に作っていたが、今回はイツキと木人さん達だけで作っている。

 その木人さん達だが、何と全員人型になる事が出来た。

 ミケやらミドラは、まだ無理なのに……。


 まあ木人さん達は生きてきた経験値も違うし、ミケやミドラも何年も練習をしているのに三ヶ月で出来るなんて思っていないのだ。

 ミケもミドラもまだ小さいから特に詰め込み過ぎる必要もないのだ。

 まあミケもミドラも木人さん達が人化になったのを見て以前より頑張っているけど、まだまだ時間はかかりそうだ。

 得意、不得意分野があるから一概に否定をしない事にしているのだ。

 それに毎日やっていれば、そのうち出来るようになるだろうしね。

 このままの調子で頑張れば、あと十年くらいで人化をマスター出来そうな感じがする。 あと十年って言うと、気力がなくなりそうだから黙っているけどね。


 と、話は少し脱線したが、あれから探検は後回しにして、現在みんなで家を建てている。

 そういえば、一ヵ月後に向こうの人を呼ぶ予定だったが、二週間ほどして「絶対に間に合わない!」と思ったので一度島に戻って、その事を話して半年後にして貰った。

 島の住民も残念がっていたけど、理由を言ったら納得してくれたし、何より木人さんたちの果実を渡したら一発で解決した。

 で、この感じだと後二ヶ月で完成出来そうな感じである。

 一ヶ月余るけど、家具を作ったり何やらで一ヶ月などあっという間である。


 とりあえず、イツキ達の建てている横でオレとアラクネさんが家を建てている。

 今回建てているレンガ造りの家は、島で作った木造の家に比べて作るのに結構時間がかかる。

 レンガを作り、コンクリートのような接着剤を使ってレンガをくっつけていく。

 慣れるまで結構はみ出していたし、何より乾かすのにも時間がかかる。

 魔法で一気にやるのも考えたが、失敗するリスクを考えると、やるのに躊躇する。

 面倒と思っていたが、乾かす間にレンガに模様や絵を描くというのを考えた。

 そしたら、何か芸術的な家が完成した。 勿論、外側だけである。

 内側にまで描いたら落ちつかない感じになりそうだからね。

 ちなみに一軒一軒にテーマを決めて描いている。

 一軒目が太陽で、二軒目が青空で三軒目が海といった感じで描いているが、なかなかキレイな感じで出来ている。

 ちなみにイツキ達も作っている。 何かミドリをテーマにしているが……正直微妙だ。

 本人たちもそうおもっているのか、微妙にシフトチェンジをしているようだが……まあ何事も経験である。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 更に半月が経過した頃、イツキと木人さん達が作った家が完成した。

 見た目は今一歩だけど、造りはシッカリした味わいのある家である。

 何と言っても、イツキや木人さん達の気持ちがいっぱい詰まった家だからな。

 せっかくなので、この家はみんなが集まる集会所のようなものにしたらどうかと提案をした。


 ちなみにオレ達は、イツキ達が造っている近くにビルみたいな家を造った。

 5階建てで1階に8つ部屋がある。

 屋上からは、世界樹イツキが良く見えて、宴会場なんかにはピッタリだ。

 トイレは、1階毎にあるが、風呂は近くにある露天風呂まで歩いて行かないと行けないが、それが何とも温泉地みたいで良いと思うのだ。


 せっかく違う土地に来たんだから少しくらい違った方が楽しいものだ。

 幸い、この世界の住民は元々はもっと面倒な生活をしたのだから、これくらいどうって事ないだろう。


 それに荒野の温泉というのもなかなか面白い。

 ひょっとしたら神さまに出くわす……いや、ちょこちょこ出くわしそうだ。

 この際だから、男女混浴にするかな。

 江戸時代は、混浴だったし、神さまに入ると賢者な気分になるスキルみたいなのを付ければ犯罪など起きないだろう。

 ちなみに風呂から上がったら、裸の部分をモヤか何かで思い出せないようにしたら完璧だな。

 ふむ。 完璧にするとの仰せだ。

 と、なれば露天風呂をパワーアップさせないといけないな。


 お土産を販売するところ。

 卓球台にレトロなゲーム台なんかもいいかもしれない。

 レトロなゲームは、手動で遊ぶゲーム台だ。

 パチンコの玉を大きくしたのに、穴に入れる感じにして当たり、ハズレなどを入れたら完成だ。

 他にも大人用にルーレットを置くのもありかな。


 そうだ! パターゴルフも作ったりしたらいいかもな。

 パターだから大人だけじゃなく子どもも一緒に楽しめるし、ケガなんかもしないしな。

 何と言っても、簡単に作れるのがいいな。

 後で大人用と子ども用のクラブを作ろうかな。

 玉は、木の玉にアラクネさんの布でも覆えばケガ防止にもなるから、それでいっかな。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 半年後。

 今日は、向こうの住民がやって来る日だ。

 今回は、代表の方たちが視察という名の慰安旅行に来るのだ。

 まあ、代表といっても無料で細かなこと(雑用)をやってくれる人たちなので少しくらい良い事があってもいいだろう。

 ちなみに小さい良いことは、今回の事や祭りやイベント時の残りの料理を持って帰れるくらいな、本当に小さな事である。

 まあ時折、頑張ったご褒美に蜂蜜などを差し入れをしているが、実際割に合わないと思う。


 とりあえず、宿に案内をする。

 勿論宿は、あのビルのような建物だ。

 代表の人達は、レンガが珍しいのかペタペタ触っている。

 雪の妖精の城もレンガ風だが、あれはあくまで氷。

 本当のレンガに触って、感慨深い顔をしている。

 で、外観を見てあれこれ話している。


 あれこれ話しているところ悪いが、途中でぶった切って宿泊所を案内する。

 中は別段、珍しくないので露天風呂へと案内する。

 で、この男女混合の露天風呂は流石にカルチャーショックだったようだ。

 とりあえず、露天風呂のスキルというか特徴を説明をする。


 ●入るとエッチな気分にならない。

 有象無象な気分で、ゆっくり温泉を堪能出来る。


 ●入浴後、入った記憶は残るが人の裸は覚えていない。

 いわゆる相手の裸を思い出せない。


 この事を説明すると、男女別でいいんじゃね?

 との回答もあったが、俺が風呂に入ると身体も心もリラックス出来るから、普段しない会話なども出来てわだかまりの解消にもなるんだよ。

 と、話したところ、何時ものとりあえずやってみること精神で解決した。


 その後、島に帰った時用のお土産コーナーを案内し、遊技場の説明とパターゴルフのやり方を説明したのだが、そこではたと気がついた。

 お金の概念がまだこちらの世界にはないのだ。

 今回は、慰安旅行なのでサービスをして、次回から考えないといけないな。



 一通り、説明が終わったので、次に島の住民さん、そして木人さんを紹介することに。

 まあせっかくなので立食パーティーをすることに。

 何故、立食パーティーかというと、木人さん達は飲めるが食べれないからだ。

 だから、木人さん用に特製ドリンクを用意した。

 特製ドリンクは、普通の水に洗った手を突っ込んで回復魔法をかけたものだ。

 普通の人には、味はわからない(効果はある)が、木人さん達には甘露のようだ。

 ちなみに料理時間1分だ。

 量は、小学校のプールくらい作った。

 余ったら、翌日からの水やりに使う。

 そうそう。

 水やりの方法は、自分の分体(人化)が適量に水を撒くのだ。

 普段は、天候を調節しての自動バージョンだけど、ここしばらくは、この辺り一帯は自分たちでやって貰おう。

 勿論、自分だけでなく近くの植物のお世話もしてもらうのだ。


 反論はないが、リクエストはありそうだ。

 まあアラクネさん達と一緒にやれば何の問題もないから構わないけどね。

 島からの住民さん達は勿論、木人さんの果実である。

 そのまま食べたり、焼いたり、煮込んだりと様々な食べ方だ。

 味も木人さん毎に違うので、面白いのだ。

 ただ、こっちに引っ越してから総じて美味しくというか味がシッカリした。

 ちなみに皮は味がほとんどないので、薄味が好みの人は、皮の比率をあげればいいのだ。


 と説明はともかく会食が始まった。

 会うのはお互いに初めてだが、小太郎経由で話を聞いているため、初めて会った同士の感じはしないらしく、普通に会話を楽しんでいるようだ。

 特に妖精さんたちとは、波長が合うらしく端っこまで妖精さんたちの楽しそうな笑い声が届いている。

一体何を話しているんだか。



 なかなか雰囲気が良さそうなので、明日パターゴルフ大会の開催を提案というか宣言をする。

 個人と住民対抗を一緒に出来るし誰でも……うちの子たち以外は参加出来る。

 妖精さんは、木人さんたちとペアで良かろう。 ちっこくてクラブ持てないし。


 パターゴルフ大会は、島の住民さんの勝利で終わった。

 まだ木人さん達と住民さん達では、身体を動かす事に対してハンデがあるみたいだ。

 まあ、パターゴルフだから其処までじゃないけどね。 実際、終盤のホールは良い感じだったし。

 優勝賞品はないけど、優勝した人はすごく喜んでいた。

 とりあえず優勝インタビューと、夕食時に「乾杯!」って言う音頭の権利を贈呈する。

 まさにプライスレス! 空に向かって喜びの雄叫びをあげていた。

 そう。 優勝者は虎の獣人の村長さん。

 猫科な獣人だけあって玉遊びは好きらしい。

 その後も嬉しかったのか雄叫びをちょこちょこあげて、奥さんと娘さんに怒られていた。

 奥さんも娘さんも負けたのが悔しかったんだね。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 結局、1週間滞在をしたんだけど毎日、パターゴルフ大会を開催した。

 6日目に若い?木人さんが優勝をして、もの凄く盛り上がった。

 帰りに、みんなに何本かクラブをあげ、再戦を誓い合っていたのも良い思い出だ。

 とりあえず迎え入れる準備も出来たので翌日から開拓と探検を再開した。

 イツキと木人さん達は、レンガを使って建物などをしばらく作っているとのことだ。

 なので、こっちは自然と探検。 そしてこの世界の人とコミュニケーションをはかるかな。 バグ族さんとも中途半端になっているしね。

 でも今日はこれまでかな。 温泉に入って、早く寝るとしようかね。

お読み頂きありがとうございます。

完結に向かって一直線です。

この作品、続けようと思えばいくらでも続くことが出来る作品。

反対に休もうと思えば比較的簡単に休める作品。

そろそろ休んで、魔法少女を復活させたいところです。

他作品も休んでいますし。

そんな訳で次話でEXは終了予定です。。

ではでは。

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