EX第8話「NEW世界樹」
俺達の時代①
ルナシーを見た後で、洗面台でポーズをとる。
ロージアとトゥル・ブルーをマスターする。
壊れそうな……壊れていた頭
狂いそうな……狂っていた正気
切ないほど少なかった自分の脳みそ
を後年知り、絶望する。
これを人は、黒歴史という。
ルナシーは、輝いていたが、あの頃の自分は所謂、中二病患者だった。
黒コートは必需品。
今見てもルナシーは格好良いが、あの頃の自分の写真はない。
消えさった過去なのだ。
ただ、あの頃の自分は輝いていた!……かも。
ちなみに②は、多分ない。
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異世界生活7日目
本日は、休日だ。
そして、ちょうど異世界に来て1週間が終わったので、来週の予定を立てないといけない。
まあ面倒だけど、これだけはキチンとやらねばならない。
休みは週に2日。
盆休みと正月休みはないけど、有給はある?
いやない!ただし正月の行事はある。
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それはさておき、とりあえず来週の予定をたてる。
8日目……人里探し。
9日目……人里探し。
10日目……拠点作り。発展させる。
11日目……休み。
12日目……人里探し。
13日目……神様達とのお茶会。
14日目……休み。
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相変わらずの適当な予定表。
キチンと立てると言った筈なのに、この体たらく。
まあ予定は未定だし……ね。
とりあえず、来週の大きな目標は、この世界の住民と会う事だ。
この世界にたった5人?柱?しかいない神さまと会う事が出来たのに一般人と会っていない。
普通じゃ考えられない展開だ。
そして13日の神様達とのお茶会がイベント。
あとで連絡しないといけないけど、どうやってバロンさんに連絡をつけよう?
……と予定表をノートに書き込んでいたら、バロンさんより『その日を今から楽しみにしているよ♪』と連絡が今あった。
そういえば、見ていると言ってたしな……。
とりあえず、ずっと見ていると会ったときの刺激がなくなりますよ!と上に向いて言ってみたら、『その日まで見るのを我慢するね!』との返答が。
むぅ。便利なんだけど、何だかなぁ……。
とりあえず、言える事は神様達は、この世界に関しての興味は全くないね。
俺達をずーっと見ているくらいなんだから。
そんな感じで、来週の予定も出来た。
ちなみに、人里探しが見つかった場合、交流に移行する。
見つけた!万歳!次にいってみよう~!
そんなコントいらない。少し興味あるけど。
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本日の休みの予定。
今日は、世界樹の様子を見に行こうだ。
せっかく神様が育ててくれた世界樹を見ないといけないね。
そういえば昨日は、緑が青々と茂っていたな。
遠目からだけど。
本拠地の向こうは一年中咲き乱れているけれども。
葉桜っていうのも乙なもんだね。
あれ?葉桜?
葉桜って、桜が咲き終わってからなるもんじゃん!!
咲かずに終了……?
それって、ダメダメじゃん!
13日の金曜日は、抗議の嵐だな。
いくら神様でも許せん!
だって、今日予定していたお花見中止じゃん。
……とは言っても世界樹の様子を見に行くけどね。
◆◇◆◇◆◇◆◇
神様に抗議と言っていた時期もありました。
ほんの五分まえくらいまで。
でも、それ取り消します。
どうも世界樹をよく見ていたアラクネさん達によると、四日くらいで四季を繰り返しているみたいとの事だ。
春を一日。
夏を一日。
秋を一日。
冬を一日。
まだ、ハッキリとわからないけど、多分そうじゃないかな……?との事。
うん♪素晴らしい!
……と、いうと今日は秋の日だ。
で、神様達とのお茶会の日は、春の日だ。
さすが神様達、日ごろの行いがいい……のか?
まあそれは、措いといて。
9日が春の日だね。
人里探しを早めに切り上げてお花見……?
いや、夜桜でもいいね。
夜桜の下、風流に一杯。
エクセレント!!
楽しみが出来た。
さて今日は、秋の桜の日か。
まあ、お外で一日ノンビリと過ごすのも悪くない。
あっ、お銀が準備出来たって呼びに来たな。
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みんなと秋の桜を見に世界樹へ。
せっかくなので雰囲気を出す為に、秋の陽気にここいらを変えるのも悪くない。
さくっと奇門遁甲スキルで温度を変更。
そうなると、キノコの炊き込みご飯を食べたいな。
そういえば、炊き込みご飯なんて、地球以来食べてないな。
う~ん、食べたくなってきた。
みんなでのんびりと歩く事、五分。
世界樹が目の前にある。
目に見えるは、燃えるような紅の葉がいっぱいある桜。
これはこれで、風情がある。
思っていたより鮮やかで、鮮烈だ。
桜は、春だけと思いがちだけど、こう見ると秋もいいな。
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現在、料理中。
大きな釜を作って、キノコと栗の炊き込みご飯を作っています。
そして、向こうの世界のさんまっぽい魚。
それをこれまた作った七輪で焼いています。
魚の煙が目にしみて痛い。
そして茶碗蒸し。
銀杏をキチンと1個入れてますよ。
……で、デザートにモンブラン。
焼き芋と大学芋は、また今度にしよう。
でっかい釜で作る炊き込みご飯は格別だ。
ちょこっと多めに塩を振ってオニギリにするのもいい。
昼食用にオニギリをみんなでいっぱい作る。
今回は、お銀も珍しく人化してオニギリを握っている。
お銀の作るオニギリの大きさのバラつきもまた風情があっていい。
ちなみにお銀は、結構不器用だ。
唯一、安心して見ていられるのがオニギリを握る事だったりする。
まあ、料理もドンドン上手に更新するスキルがあるから百年……千年もあれば一人前になるだろう。
あと、ここで駆けずり回っているみどらとミケにもそろそろ人化の術を覚えさせて、部屋の片付けくらいしてもらわないとね。
そんな事を考えても、料理を作る手だけは早い。
もうすぐ完成だ。
今日は、休日。
みんなで居れる貴重な日。
美味しい料理を食べた後も、世界樹の周りをみんなで囲んでとても穏やかで楽しい一日が過ごせた。
明日は、誰かと会えるといいな。
お読み頂きありがとうございます!
多分、前書きは不評だと思います。
悪しからず。
この物語も既に中盤から終盤くらいな感じです。
最終話も何となく思い浮かんでいるのでこのままGOです。
また次話もお願いします。




