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異世界の天気予報士「明日、天気になーれ」  作者: 藤崎日向
明日は晴れだね♪
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第59話「お見合いパーティ」その後

手抜きチキンライス

最近、喫茶店で美味しいチキンライスに出会いました。

家でも作ろうと思ったのですが、ケチャップしかないし、材料を切るのも面倒くさい。

とりあえず、何かないかなぁと台所をあさると、ミートソースの素が。

ご飯とミートソースをかけてチキンライスを作りました。

その上にチーズをのせるて焼くと、ミートドリア?

なかなか奥深いものです。

 先日、お見合いパーティが終わった。

 そして一週間が過ぎた。




 ★文通のやり取りの変化①★

 ※文通のやり取りの変化は、人魚さん情報や感想をもとに作成しています。

 どうも皆さん、初めての手紙に何て書いていいかわからないみたいです。

 仕方ないので、前回のお見合いは、どうでしたか?など聞いて文にしている訳ですが硬いですね。

 お相手の方は、どうでしたか?と聞くとモジモジします。

 初々しいのも結構ですが、この手紙を含めて四回の文通で三人の中から一人のお相手を決めないといけないんですよ?!

 心配ですね …


 

 初めてのデートする場所は、ピクニックだ。

 秋の山でピクニックをする。 木の実やキノコを探して、熊さんに追いかけられ…

 ちなみに熊さん達はエキストラだ。

 お銀は魔獣とは話せないけど、動物さん達とは話せるという特技?があるのだ!



 ある日~♪

 森の中~♪

 熊さんに~♪

 出会った~♪

 そしたら熊さんがちょこっとカップルを追いかけるとそこには吊り橋が …

 吊り橋を渡ると熊さんは、退場。


 

 吊り橋?この為に幾つか頑張って作ったよ! 主にアラクネさん達が。

 それも1つじゃ足りなさそうだから、5つ程。

 吊り橋を作る為の地形を探すのが大変だった。


 そんな頑張って作った吊り橋を存分に活用して、熊さんのドキドキと吊り橋のドキドキによる『吊り橋効果Wで一気に近づいちゃいましょう作戦』の効果を期待しよう。

 

 やらせじゃないのか?って言われても仕方ないというか完全にやらせなのだが、ここは三回しかデートする機会ないし、その人の本性や男の甲斐性を見せるには持ってこいなので、多少?の演出は目を瞑って頂きたいと思う。


 ちなみに参加している虎の獣人さん達の乙女達には事前お話してある。そして、この場面になったら、乙女チックに『キャーキャー』言って貰う事にした。 だって彼女達、熊さんを返り討ちにしちゃいそうだからね。 恋する乙女は怖いのだ♪ その虎の獣人さんの乙女達だが、その話を聞いて完全にノリノリの状態だ。 説明が終わった途端に俺の横で『キャーキャー♪』の発声練習をしている。 しかも、ちょっと転んだり、足をくじいた振りをした方がいいかなぁ?と仲間内で相談を始めていた。 あまり過剰な演出をしないように言ったが不安が残る。


 そういえば、初めてのデートの前にデートのお相手を選ぶという大きな選択肢があった。

 幸い、人魚さん達のネットワークと言葉巧みな誘導で八割強のカップルが成立した。

 流石、人魚さん達である。 良い仕事をするな。


 ピクニックの日がやってきた。

 天高く馬肥ゆる秋である。 まさにピクニック日和。

 三十分前までどんよりと雲が覆っていたとは思えないくらいだ。

 『さて行きますよ』の掛け声に皆さんの表情も明るい。

 今回のピクニックには、二十組のカップルが参加している。

 数が合わないじゃないかって?

 ちなみに俺は今回で八回目の参加だ。 あと八回も同行しないといけない。

 午前の部と午後の部の一日二回に分けている。 かなり過密なスケジュールだ。

 ただ、そんな事を思っても、表情や態度に現してはいけない!

 参加する人達にとっては、初めてのデートなのだから。

 よし!頑張るぞ! 熊さんも頑張れ! ちなみに熊さん達も過密スケジュールである。



「皆さん、これから五つのグループに分かれ、山菜採りをして親睦を深めてください」


 俺が言うと、ワラワラとグループを作る。

 で、俺が山菜の採取できる場所の地図を配る。

 もちろん山菜も採れるが、熊さんも出る。

 山菜取りを五分程楽しんだら、熊さんズ登場である。


 ★よし、ミッションスタートだ★

 行け!熊さんズ。 頑張れば報酬の美味しい蜂蜜を少し増しにしてあげるぞ!

 山菜採りで熊さんズに出会って必死に逃げるカップル達。

 それを絶妙なスピードで追う熊さんズ。(熊さん三匹)

 違う小道に入ろうとするカップルを上手く軌道修正させる熊さんズ。

 熊さんズのお仕事は、なかなか大変そうである。

 あとで、大きいお魚も追加してあげよう。

 吊り橋まできたカップルは、迷う暇なく吊り橋を渡る。

 熊さんズは、それを確認するとしばらくそこにて待機。

 五分程したら熊さんズのお仕事は終了である。

 協力してくれる熊さん15匹。 お疲れさまである。休憩を挟んで午後も頑張って欲しい。

 ちなみに明日もご出勤である。お給料?はモチロン日当。お魚二匹(一匹増えた)に蜂蜜だ。



 どうやら、俺の作戦は上手くいったようだ。

 獣人の乙女さん達も多少というか、かなりのオーバーリアクションだったが、お相手がそんなリアクションに気付く余裕もなかったみたいで、上手にやれたようだ。 特に一人の獣人さんはお姫様だっこされたみたいで、テンションがおかしな事になっている。

 ピクニックの帰り道だが、皆さん(一部除く)とても疲れたような顔をしていたが、パートナーとの距離はかなり縮まったような感じだ。

 皆さんお疲れさまでした!

 


 ★文通のやり取りの変化②★

 初デートから、手紙の文がガラリと変わりましたね。

 今までは、何を書くか悩んでいたみたいでしたが、最近では『自分達の生まれ育った街』若しくは、『島の良い所』など、自分の事を知って貰う様な手紙になってきたみたいみたいですね。

 とても良い傾向です。

 前回より手紙の文章も長くなりましたし、相手から来る手紙を心待ちしているようですね。

 次回に期待です。



 初めてのデートから一ヵ月後、二回目のデートは、海だ。

 一番人気のあるのは夏かと思ったが、一番人気のあった季節は春で、その次に秋。

 三番目が夏の海だった。

 ちなみにサキュバスさん達は、全員海を選んでいたが。

 まあ、彼女達は特殊だからね。

 『サキュバスさん!!そんな水着じゃ、色々はみ出しちゃいますよ!!』もの凄く心配である。


 ただ他の人達は、どうも人前で肌を露出するのは、恥ずかしいみたいだ。

 この世界の人はシャイな人が多い。

 今回、二回目のデートだが手を繋いでいるカップルなんて数えるくらいしかいない。

(ただしサキュバスさん達のカップルを除く)


 一番人気の春の海での過ごし方は、砂浜を歩いたり、波打ち際でキャッキャしたり。

 虎の獣人さん!そんなに早く走ったらいけません!

 そういうのを疾走っていうんですよ!

 ほら、男性との距離が色々離れちゃいますから!


 次に人気のあるのが、秋の海である。

 春の海のシチュエーションが日中なら、秋の海のシチュエーションは夕暮れである。

 ちょこっとアダルトな雰囲気で秋の海を楽しむ。

 こちらは、浜辺に座って、ロマンチックに海を見ながらのトークタイムだ。

 獣人度は、モチロン0だ。

 あの人達には無理だ!


 次は、夏の海だ。

 書くまでも無い。

 想像にお任せする。


 最後に一番人気のなかった海だが、雰囲気はとても良かった。

 こちらも夕方のシチュエーションだが、少し寒いので毛布を貸し与えている。

 で、もちろん温かい飲み物も用意してある。

 ここに来たカップルは毛布に包って身を寄せ合い、温かい飲み物を口にして二人きりの空間を醸し出している。

 もう最後のデートはいらないんじゃないのか?というレベルである。

 

 

 とまあ、こんな感じで二回目のデートが終わった訳だが、もう少し時間が欲しかったという意見が人魚さん達を通じて耳に入ってきた。

 四時間くらい取ったのに、少ないのか?

 もう終わった事だからどうしようもないが … 。

 


 ★文通のやり取りの変化③★

 前の月までの手紙は、自分の事を伝えたかったのが主みたい。

 海に行った後からは、相手の普段の暮らしや今後の事なども書いている。

 もう頭の中は新婚生活に入っているみたいですね。

 手紙からも早く逢いたいっていう気持ちがヒシヒシと伝わってきますしね。

 ボランティアで始めたのですが、とても楽しくやりがいのあるお仕事でした。

 このお仕事をしてから、夫婦間が今まで以上に良くなりましたし。

 小太郎様々ですね。

 そういえば、ボランティアのつもりでしたのに、小太郎様から『ハイ♪それともイイエ↓枕』を頂きましたが、あれってどう使うのでしょう?寝心地だけは抜群にいいのですが、あの意味がよくわかりません。



 最後のデートは、桜の世界樹だ。

 人気は、夜桜の下でプロポーズだ。

 あまりにも人気が高すぎて、1組当たり10分しか時間がとれない。

 その後は、王都の一流レストランで外食を楽しんで貰う事になっている。

 10分しか時間がないので、不満とかないかなぁ…と心配したのだが、どうやら杞憂だったみたいだ。

 この世界には、プロポーズ自体が存在してなかったので、そのような場を特別に作ってくれたという事

に感謝され、このような所で結婚の約束を申し込まれるなんて夢の様だと感涙していた。 そして、プロポーズした後の一流レストランなんて一生に一度入れるか分からない所で食事して、『この日は一生忘れない』と参加者達からすごく感謝された。

 


 こちらの婚約プログラムだが、最後の婚約までいったのは、カップル全体の八割ちょっとだった。

 約320組の新婚カップルが成立した訳だ。

 ちなみに、最後のデートまで漕ぎ着けたカップルの婚約率に関してはモチロン100%だ。

 あそこまで感謝され失敗などしたら目もあてられない。

 とりあえず、思った以上の結果も出せた訳だし、今回のプログラムに関しては大成功と言ってもいいだろう。

 よし、最後は結婚式だな。


 まとめていっぺんに出来る教会も作ったし、後は式の日付を決めるだけだな。

 そういえば前回、どのように結婚式をやるかと考えたが、俺が決めるのもどうかと思い、カップルにアンケートした。

 そしたら、全員一緒に沢山の祝福された結婚式にして欲しいとの事だ。

 了解だ!一生思い出に残って、離婚危機なども簡単に乗り越えるような結婚式にするように頑張るよ!

 

お読み頂きありがとうございます。

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