閑話「 アラクネさんの日常風景 」
明けましておめでとうございます。
読者の皆様の昨年は如何だったでしょうか?
数年前に藤崎が占いの人に、この年齢になったら結婚すると言われた年にいよいよ突入です。
現在、恋人もいない私が果たして年内に結婚出来るのか。
なかなかドキドキな1年になりそうです。
「みんな、集合!」
お糸ちゃんが皆を集める。
私達の普段のお仕事は、現在のところ川の改修工事と家畜さんのお世話だ。
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私達の1日は、まず朝7時に起床するとこらから始まる。
起きたら子ども化してから皆でお風呂に入りに行く。
この朝風呂というのは、主様が教えてくれた。
身体がほんわかとし、頭も身体も目覚める。
8時に主様が作ってくれたご飯を食べる。
基本、卵を1つ使った料理だ。
まだ牧場の鶏の卵は食卓にあがらない。
この卵は、主さまが街で買ってきたものである。
卵焼き・目玉焼き・卵かけごはん・オムレツ。
この中の1つと、温野菜がつく。
全部醤油をかけて食べる。
最近、マヨネーズというのを主様が作った。
あれは至福だ。
マヨネーズを全部の料理にかけたら美味しかった。
さすが主様だ。
9時から、改修工事班と家畜さんのお世話をする班に分かれる。
お糸ちゃんを含め、アラクネは全員で30人にいる。
で私達は5人で1つの班を作っている。
1つの班が、家の事をする。
家の仕事は、掃除・洗濯・マヨネーズ作りだ。
マヨネーズ作りは大変だけど、皆が食べるので仕方ない。
1つの班が、家畜さんのお世話をする。
掃除と搾乳をする。
この搾乳は、とても大事だ。
夜のお風呂あがりに皆でこの牛乳を飲むからだ。
で、残りの4つの班が、改修工事をするのだ。
改修工事は、もうちょっとで完了だ。
はじめの頃は、大変だったが最近はだいぶ余裕が出てきた。
ちなみにこの班は、主様が考えてくれたものだ。
ローテーションで毎日やる作業が変わる。
なんでも、不公平を無くし格差社会を作らない為だ、と主様が言っていたのだがよくわからない。
でも主様の言う事だから、間違いないのだろう。
私達に主様が出来てから、毎日楽しいのだから。
13時になったら、自宅に帰ってご飯だ。
主様に会う前は、ご飯は1日2回だったけど、今は3回だ。
パンに蜂蜜をつけたのを食べる。
前までは、パンに野菜やお肉をのっけたのが出てきたけど、王都に行って蜂蜜を買ってからこのようなスタイルになった。
とても甘くて美味しい。
初日は、数に制限がなかったので沢山食べれたけど、次の日から3個になった。
残念…
で、ご飯が食べ終わったら15時まで世界樹の下でお昼寝をする。
時折吹く風が気持ちいい。
15時になると、自宅に帰って糸を作る。
特に言われた訳じゃないけど、皆作っている。
もう結構な量があるので、糸をしまう物置を近くに作った。
主様には内緒だ。
あとで、びっくりさせるんだ。
で16時から、読書をする。
何時の間にか班に分かれて読む習慣が出来た。
文字は、主様に教えて貰った。
本を読むのは、とても楽しい。
あっという間に時間が過ぎていく。
17時くらいになると、主様が帰ってくる。
主様が帰ってくるのを玄関で待っている。
この待っている間も楽しい。
主様が帰ってきたら、皆で夕ご飯の支度をする。
ご飯を食べながら、主様から今日の出来事を聞いたり、自分達の今日の出来事の話をする。
私は、この時間が2番目に好きだ。
夕ご飯の時間が終わったら、皆でお風呂に入る。
で、お風呂あがりに牛乳だ。
主様が教えてくれたのだ! 腰に手をあてグィッと飲むと!
何故か 『 くぅ~っ 』 て声が出てしまうが主様曰く 『 成長したな 』 何が成長したか分からなかったが、褒められて少し嬉しい。
その後も、主様やお銀姉様( 何時の間にか定着していた )とお話をして20時くらいに布団に入る。
そしたら、主様が1人1人のお腹に回復魔法をかけてくれて私達は朝まで眠るのだ。
今日も1日楽しかった。
また明日も楽しい1日でありますよーに。
お読み頂きありがとうございます。
これで閑話はひとまずお仕舞いです。
次回から次章に入ります。




