第24話「雪の妖精とサクラの世界樹」【新稿】
ラーメンあれこれ!
私は、らーめんがちょこっとのびているのが好きです。
3分で出来るカップ麺を5分以上経過してから食べはじめても問題ありません。
そんな話をすると早めに食べてもいいがそれはダメだとよく言われます。
む~、あのフニャフニャ感が微妙にいいんだけどね……
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先日、雪の妖精さんが見たいと言っていた自宅近くのサクラの世界樹バージョンに招待をすることに。
お銀とお糸、アラクネさんをお供に雪の妖精さんを迎えに行くことになった。
お銀は、ともかくお糸やアラクネさんたちはモミの木の世界樹を見ていないからね。
お糸とアラクネさんに「行く?」と聞くと、目をキラキラさせて頷いていたのが印象的だった。
俺たちは、雪の妖精さん所に来た。
雪の妖精さんは、先日植えたモミの木の世界樹の周りをフワフワ漂っていた。
遠くから見ると、とても幻想的だったので少しその光景に見入っているとしばらくすると雪の妖精さんたちが気付いて近付いてきた。
遠くからだと気がつかなかったが、少し雪の妖精さんたちが大きくなっていた。
これが世界樹の恩恵かな?と自分を納得させる。
『いらっしゃ~い!』と、雪の妖精さんたちが俺たちの周りを嬉しそうにクルクルと廻る。
お糸やアラクネさんたちの周りもクルクルと廻っているので、彼女たちも歓迎されているようなので一安心だ。
一応、アラクネさんたちには子ども化をしているので、妖精さんがクルクルと廻っているのを見るとすごく微笑ましい気分になる。見ると何人かのアラクネさんたちが雪の妖精さんと手を繋いでクルクルとダンスを楽しんでいるみたいだ。
俺がアラクネさんたちにも一緒に遊んでおいで、と言うとすごく嬉しそうな顔をして遊びに行った。
俺は、モミの木の下でお銀に枕になってもらいながら、その風景を見ている。
下には、ふんわりした雪で、俺の頭はお銀のモフモフで最高に幸せだ。
二時間くらいしただろうか?
俺は、何時の間にか寝ていたようだ。
見ると俺の周りには、みんながお昼寝をしていた。
妖精も寝るんだと不思議に思ったり。
それから三十分後、俺がお銀をブラッシングしているとお糸が目覚め、それに釣られるように、みんなが目を覚ます。
とりあえず雪の妖精に「妖精も寝るの?」と聞いたら、寝るというか体に魔力を溜める為に休めるのだそうだ。
そして俺が寝ていたら心地よい魔力の波動を感じて、引き寄せられるように寝たとのことだ。
で起きたところか体の魔力がすごく安定しているとのことだ。
温かくて気持ちがいいとのことだ。 よくわからないが、体調が良いのは喜ばしいことだ。
目を覚まして小腹が空いたのでホットケーキを食べることに。
雪の妖精さんにもあげたら、ふにゃんふにゃんに溶けていた。
もちろん美味しいという意味で本当に溶けたらホラーである。
食べて少し落ち着いたので、ようやく自宅近くの世界樹に招待することに。
ちよっと温かいから、妖精さんに奇門遁甲をい使う?と聞いたところ、魔力で自分のことを覆うから大丈夫とのことだ。 すごいと思ったが、俺には必要ないな。
◆◇◆◇◆◇◆◇
さっそくテレポートでサクラの世界樹に行くことに。
『きれい……』
目の前に着いたら、雪の妖精さんたちが桜舞い散るその景色に呆然とし、涙を流していた。
「触ってもいいですか?」
と、俺に言ってくる雪の妖精さんたち。
触っても減るもんじゃないし、特に自分のものでもないから「うん、大丈夫だよ」と答えるとフワフワとサクラの樹に群がる妖精さんたち。
せっかくだからノンビリするのも悪くないと、みんなと一緒に世界樹の根元まで行き、お糸とアラクネさん達にはお腹に丁寧な回復魔法をかけてゆっくり休ませ、お銀に先ほど途中になったブラッシングをかけてあげることに。 偶には……いや毎日、こんな風にノンビリしたいなぁと思いつつも、毎日だとこんな風に思わないんだろうなぁと少し残念に思いつつも、この時間を堪能することに。
お銀にブラッシングをして30分もすると、サクラを見るのに満足したかのように雪の精霊さんがこっちに来た。 少し顔を上気しながらね。
「小太郎さまと会っから毎日が楽しい!」
「うん! 最高!」
とても喜んでいるようだ。 せっかくなので少しアドバイスをしてみる。
「でも雪の妖精さんたち。 毎日、フラフラしているばかりだと、どんな楽しいことも、いずれ色褪せちゃうよ」
「ウソだー!」
「でも小太郎さまの言うことだよ」
「え~、そんなのやだよー」
かなり動揺しているみたいだ。
俺は、雪の妖精さんたちに意地悪をしたい訳じゃないから答えを教えてあげる。
「でもね、雪の妖精さんたちが5日のうち4日、自分の住んでいる場所を快適にするのを頑張って、残り1日を遊べば今以上に楽しい思いが出来るよ」
「え~、でも大変だよ!」
「でも小太郎さまが楽しい1日を過ごせるって言ってるよ」
「なら、やりたい子だけやればいいんじゃん」
「じゃあ、ボク頑張る~」
「アタシも~」
……って、全員手を上げてるじゃん。
「でも、どうしたらいいかな~」
「わかんないよ~」
「小太郎さま教えて~」
「なら、みんなの住む家を作ってみたら? 必要ないかもしれないけど、完成したら楽しいかもよ」
と、言いながら西洋のお城の絵を地面に描いてみる。
頭の中にあるから、その城の絵をなぞるように描くから、かなり精密だ。
城の中も描いていく。 地面で問題ないかって? 氷の城だから何の問題もなしだ。
雪の妖精さんたちが、ドンドン描かれていく城を見て目をキラキラさせている。
そして、描くこと(頑張ってなぞること)1時間後、俺の傑作が出来上がった。
それから更に高さや広さを細かく説明する。
雪の妖精さんたちには、一気に魔法でドーンを禁止して、ブロックで作るように指示する。
一気にドーンじゃ感動もヘッタクレもないからね。
とりあえず、練習として、お菓子の家みたいなのを城の横に描く。
雪の妖精さんの目がぎらついているような感じもしないでもない。
ただ、ここで描いても大丈夫か不安を感じていたら、先ほど目が覚めて、この話を聞いていたお糸が、土で模型を作ってくれた。 プラモデルのお城みたいな感じだ。
それを大事に浮かせながら、雪の妖精さんたちは帰っていった。
そしてその後、この島の一大観光地ともなる妖精の城が出来上がるのだった。
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