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異世界の天気予報士「明日、天気になーれ」  作者: 藤崎日向
異世界生活を少しでも快適に!
18/95

第14話「初心に戻る」【改稿】

私の日本酒の選び方。

私は、あんまりお酒を飲む方ではないのですが、

1つだけこだわりがあります。

それは、醸造用アルコールの入ってないお酒を選ぶ事です。

入っていても美味しいお酒もあるのですが、自分で買うときは入っていないのを選びます。

では、お酒の入っていない状態で書いた本文をどうぞ。

5/3修正

◆◇◆◇◆◇◆◇



 俺は、当初の予定から大きく外れつつあるこの異世界生活というものを根本から見つめ直すことにした。


 まず、最初にするべきことは、衣・食・住を充実させる事こと。

 そして次にすべきは、この島に新たな住人を呼ぶことだ。

 そのあとに、この島の開拓をすること。

 最後に、この異世界を知る為に旅行をすることだ。

 今後、新たにやりたいことが増えてくると思うが、まず大きく4つの目標を作った。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 とりあえず、いきなり全部は無理なので、順位をつけてみる事にする。


 まず、最初にするべき事の中でも順位をつける。


 1位 住

 2位 食

 3位 衣


 まあ、結果はこの通りだ。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 1位の『住』である。


 現在の状況:青空の下、布団で寝ている。

 解決方法:家を早急に建てる。

 いや、いますぐに家を建てる! もう、日本風がいいとかそんなことを言ってられない! とりあえずログハウスでも建て、日本風の住居は余裕が出来た時に建てる。 あと、風呂を作る! ちなみに温泉を出すのは、奇門遁甲スキルで作れるから問題ない。 ただ問題は湯船がない! 作ってみせよう、ホトトギス!



 2位は『食』である。


 現在の状況:カレー・焼き魚・焼肉など。キャンプ料理になっている。

 そしてこっちに来てから、何故か俺が毎度毎度、作っている。 あれ? 俺って、この島の主じゃないの?

 解決方法:とりあえず、キャンプ料理からの卒業の為、台所を作る。



 3位は『衣』である。


 現在の状況:日本から持ってきた服をそのまま着ている。

 解決方法:街に服を買いに行こう!

 そして、その服を真似てアラクネさんの糸で服を作ろう。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 次の目標は新たな住人をこの島に呼ぶことだ。

 せっかくの異世界なのにここだけ、ム○ゴロウの野生王国なんて悲しすぎる。

 いくら北海道と同じくらいの島でもここまで忠実に再現する必要はないと思うのだ! そんな訳でとりあえず、俺的にすぐにでも住人にしたいランキングを作った。



 【1位:エルフ】


 まさにファンタジーの王道!

 異世界に来たら、まずエルフの長い耳をハミハミしないと始まらないとすら言われている。 これは、是が非でも迎え入れたい種族だ。 ちなみにペッタンが普通のエルフ。 お胸ドーンがダークエルフなのも異世界のお約束だ。 是非とも仲間に入れて、これまた定番のエルフとダークエルフの仲が悪く喧嘩している所を見てみたいな。




 【2位:ドワーフ】


 これもファンタジーの王道!

 ドワーフの長いオヒゲをビヨ~ンと引っ張って、怒られなければならない。 そして、使わないけど剣やら防具などの鍛冶を頼まないといけない。 使うことはないと思うが、オリハルコンで自分の背丈くらいのでっかい剣を作って欲しい! そして押しつぶされたい!




 【3位:獣人】


 やっぱり獣耳はファンタジーに必要だ!

 俺の中で何故か獣人は、人間の奴隷になっている率がやたらと高い。 街中で拾って奴隷から解放せねばなるまい(キラリ~ン) ねこみみにするか、キツネの尻尾にするか迷うところである。 ちなみに、通常の獣人は魔法が苦手だが、キツネの獣人に限っては得意なのもお約束だ。 それを人は、テンプレという。



 【4位:妖精】


 華やかさを求めるなら必要だろう。

 花や湖の所で眺めなければなるまい。 羽をピーンと伸ばして、罵詈雑言を浴びねば紳士になれん。 とりあえず、森の中を探さなければならん。 怖がりで臆病でイタズラ好きな妖精。 是非とも寝返りで踏み潰してこっぴどく叱られたいものだ。




 【5位:ドラゴン】


 ファンタジー王道の魔物なら必要不可欠だろう。

 ドラゴンが居れば異世界ファンタジー度もかなり高くなる。 120℃くらい? ただ現在の所、需要があまりないのだ。


 まあ、他にも入れたい種族が見つかるかもしれないが、現在の所はこんなもんだ。


◆◇◆◇◆◇◆◇



 次は、この島を開拓する事だ。

 今、奇門遁甲スキルで温度変更した場所は、この島の中心から半径10KMである。 ……で、現在開拓しているのは、半径5kmだ。 実のところ、この島のまだ1/100も開拓されていない状況だ。 慌てて開拓する必要もないのだが、周囲を見回すと少し寂しいのだ。

 とりあえず、作ってみたいと思う場所をいくつか候補にあげてみた。



 【春ゾーン】

 桜満開でいつでもお花見OKだ!

 ハイキングに山登りなど、なかなか楽しそうだ。

 花粉症対策に杉は植えないでおこう。



 【夏ゾーン】

 是非とも海岸の一部を使いたい。

 海水浴などいつでも楽しめる。

 一気に食べてキーンと苦しむカキ氷頭痛を味わう為にっもカキ氷は捨てがたい。



 【秋ゾーン】

 これは是非、山の一部の区を使いたい。

 紅葉狩りや山菜取り……ああ、とても美味しそうな季節だな。

 京都みたいな感じの建物が似合いそうだから、いずれ建ててみたいな。



 【冬ゾーン】

 カマクラを作って、皆でお餅を食べたい。

 そして雪像で作った雪祭りみたいなのもいいな。

 餅つきやお雑煮・おしるこ……ああ、お腹空いた。



 【氷に覆われたゾーン】

 これは、開発しなくていい箇所だな。

 そこにしか住めない種族の人用の為だな



 【火山ゾーン】

 これもそこにしか住めない種族の人用だな。



 【湖の中にいるゾーン】

 これは是非やってみたいな。

 水族館みたいでいいじゃん!



 せっかく、奇門遁甲スキルがあるんだから、是非作ってみたいと思っている。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 最後にせっかくの異世界だから津々浦々を探検したい。

 色々な種族の人と交流したい。

 と、いう事で、小太郎の1人反省会は幕を下ろした。

お読み頂きありがとうございます。

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