閑話「アラクネの願い:??化」【改稿】
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お糸を除くアラクネさん達には、大きな願いが出来た。
それは、『主様の眷属になりたい』という願いだ。
始めの頃は 『この御方の傍で一生を終えればいい』と思っていたが、ある出来事で一変した。
それが、お腹に回復魔法だ。
お腹が温かくなり、心が幸せで満たされる……。
あの瞬間に、アラクネさん達の今ままでの価値感が一気に変わった。
もう、あれ(お腹に回復魔法)がないと生きていけない。
今までの人生? なんて、あの瞬間に捨ててしまった。
主様の眷属として、永遠にお傍にお仕えしたい。
お腹に回復魔法を掛けてもらいたい。
だが、その願いがさらに大きくなる出来事があった。
それは…………お腹に丁寧に回復魔法だ。
それは、もうこの世のものではなかった。
実際に半分以上の者が、失神してしまった。
主様の手は、もうゴッドハンドを超えている。
しかも、毎回素晴らしさが増していっているのだ。
もうアラクネさん達は、限界だった。
敬愛する主様に眷属にして貰おうと全員で主様に嘆願しにいった。
『主様!私達を眷属にして頂けませんか。 お願い致します』
私達は、主様にお願いしに行きました。
主様は、「う~ん、ただ眷属化すると……」と言って子どもとか産めない事や能力が半減する事などをおっしゃいました。
もちろん、そんな事は覚悟の上です。
すると、主様が眷属の印として名前を付けて頂きました。
『さくら』『きなこ』『まくら』『もも』『さざなみ』
『おぐら』『たらこ』『おらく』『さら』『きみどり』
『あいす』『ほたる』『あたみ』『こん』『くすのき』
『あかり』『はなこ』『れたす』『あき』『あずまや』
『はらり』『とまと』『はいじ』『ぱん』『きゃめる』
『ほのか』『すみれ』『すすき』『こい』
はじめは、適当な名前を付けられていたのですが、大人の事情とやらで、ちゃんとした名前をいただけました。
これから永遠にあの回復魔法を受けられると思うだけで、天にも昇ってしまいそうです。
それから何日か後に、フェンリルのお銀様から、ある情報を聞いたのです。
子どもに回復魔法を掛けたと!! しかも今までと違った方法で!!
これは、大変です。
それから、私達は特訓をしました。
暇を見つけては、一生懸命に特訓をしました。
そして、できたのです。
◆◇◆◇◆◇◆◇
あれ? アラクネさん達だよね?」
『はい、そうです。 ありゅじサマ』
とうとう出来たのです。
私達は苦労の末、お子様化に成功したのです。
どこをどうみても人間の子どもです。
さあ主様、私達に回復魔法をかけるのです。
「さあ」
「さあ」
「さあ」
あれ? 主様が頭抱えている?
でも、あれから主様に頭に回復魔法をかけてもらった。
頭も気持ち良かったけど、やっぱりお腹に回復魔法がいいな♪
アラクネさん達は、そう思った。
◆◇◆◇◆◇◆◇
あれから小太郎はお糸に、人化の練習を強制的にさせた。
お糸は、人化に成功して幼稚園の先生になった!!
通常は、妖艶なアラクネさんです。
島から出て小太郎と一緒に行動する場合などアラクネちゃんになります。
丁寧なご褒美の時もアラクネちゃんの予定。
布団で魔法をかけてもらって、そのまま就寝(失神) するから(笑)




