表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の天気予報士「明日、天気になーれ」  作者: 藤崎日向
はじめての異世界。
13/95

第10話「アラクネ:お糸」【改稿】

カレーキャベツ

カレーシリーズ続きます。

カレーキャベツの楽しい作り方

①キャベツをレンジでチンします。

②カレーをかけます。

食物繊維たっぷり♪

味は…まあ食べれますよ!!

キャベツをレンジでチンしないと、容赦なく自己主張してきます。

是非試して下さい。

クレームは受け付けません。

では、カレーが出てくる本文をどうぞ!

5/3修正

◆◇◆◇◆◇◆◇



 次の朝、お銀と島に1度戻ることにした。

 先日、島を出る時に奇門遁甲スキルで住んでいる島に雨を降らした状況を確認する為だ。 テレポートを使って島に戻ると、半径10kmの範囲では、氷が溶けていた。 半径10kmをぐるっと円にするように作った溝は、城のお堀のような感じになっていた。 雨を降らすのを止めて、気温を40度から25度に設定を変える。

 やっぱり、活動をするのは、これぐらいの温度が丁度いい。



 次にアラクネさん達に会いに行くことにした。 アラクネさん達のいる森に行くと始めに会ったアラクネさんが準備をして待っていた。 そのアラクネさんが



「小太郎さま、お待ちしておりました。 準備は出来ております」

「うん、じゃあそろそろ行くから呼んできて貰えないか?」

「はい! お任せください!」

「ああ……頼んだよ」



 どうも先日の帰るちょっと前から、アラクネさん達の様子がおかしい。 前回の別れ際なんて俺を拝んでいたし。 どうもお銀が教育をしたことが原因っぽいが。

 とりあえず、森に居たアラクネさん達全員を呼んでみる。 ……何か、すっごい勢いでこっちに来るぞ。 しかも何故か整列をしているし。 一体何が起きたんだろうか……? そしてお銀の顔が満足気だ。 狼の顔がわかるのかって? いや、何か目が細められていて、尻尾が大きく振られているからそう判断したんだよ。


 みんなが整列をすると、始めにあったアラクネさんがおずおずと前に出てきた。 おぉ……、どうしたんだ? もしかして来るの止めるのか? だが、それにしても緊張した顔をしているな。 何か覚悟をしたような感じというか。 そう思っていると、



「小太郎さま、お願いがあります」

「ど、どうした?」

「私をお銀さまのように眷属にして頂けないでしょうか」

「急にまたどうして?」

「お銀さまがおっしゃったのです。 小太郎さまと居られるだけでとても幸せと」

「あ、それ多分お銀の勘違いだ。 お銀は幸せかもしれんが、君が幸せになれる保障なんてないぞ」

「いえ、お銀さまの言葉だけでありません。 他のみなが言っておりました。 小太郎さまに助けて頂いた時の魔法はアラクネ族全員を幸せにすると。 私は残念ながら、まだ魔法を受けておりませんが、皆の顔をみればすぐわかります。 無理でしょうか?」

「いや、無理じゃないが、色々制約があるぞ。 それでいいなら眷属にしてもいいけど大丈夫か?」

「眷属化のことは、お銀さまに聞いております」

「なら、宜しく頼む」

「はい。 一生小太郎さまにお仕えします」



 まあ、死なないから一生どころじゃないんだけどね。



「眷属にして頂いたばかりで申し訳あありませんが、お願いがあります」

「どうしたの?」

「名前がないので、宜しければ付けて頂けないでしょうか?」

「そうだね。 なら君の作った糸がキレイだったから『お糸』でどうかな?」

「お糸ですか……。 はい! 素敵な名前をありがとうございます」



◆◇◆◇◆◇◆◇



 そして、アラクネのステータス紹介。


 お糸(カッコ内が他のアラクネ)


 生命力:180(300)

 魔力 :100(180)

 筋力 :90(110)

 体力 :60(100)

 知力 :30(50)

 精神力:30(40)

 運勢 :999(20)


 スキル:土魔法LV.5 回復魔法LV.3


 眷属化で能力が半分になったのでこのような能力になった。 ここで、お銀と比べると能力が低いって思われるが、お銀は世界で6頭しかいない神獣である。 しかも、他のフェンリルと比べても群を抜いているのだ。 いわゆる規格外生物なのである。 比べること自体が、そもそもの間違いである。 現にその半分になったお糸の能力でもベテランの冒険者を軽く超える能力だ。



 新たにお糸が眷属になった。 そして以前話した通り、アラクネさん達を俺の島に連れて行く事になった。 1度のテレポートで自分を含めて10人まで大丈夫なので、4回に分けて行く事にした。



◆◇◆◇◆◇◆◇



 島に着くと、アラクネさん達はこの過ごしやすい気候に大喜びであった。 あの森もすごく寒そうだし、きっと好きで住んでいた訳でもあるまい。 来たばかりで悪いのだが、アラクネさん達に手伝ってもらって、このガチガチの荒れた地面をどうにかしよう。 という訳で『呪いの山』で手に入れた腐葉土を半径5kmに撒く事にした。 アラクネさん達は、俺に見せる始めての仕事だとかで



「小太郎さまに私たちの力を見せるチャンスです」

「あれから、私たちは一生懸命頑張りました」

「今こそ、団結のとき!」



 とか訳のわからないテンションで燃えていた。

 とりあえず、以前アラクネさんに貰った苗木を植える事にした。 ただ、貰っただけだと少し足りなかったので、アラクネさん達の住んでいた森から大きな木を50本ほど採る事にした。 苗木の植林をアラクネさん達に任せ、俺とお銀・お糸でテレポートでアラクネさんの住んでいた森に飛んだ。

 で、どうやって採るかというと、


 ① お糸の土魔法で木の周囲の穴を掘って採る

 ② お銀の風魔法で木を浮かせて空間収納に入れる。

 それを50回ほどやったら完了だ。 ただ、お銀とお糸はかなり疲れていたが。

 まあ、俺と違って魔力を消費するから仕方ないか……。


 木を採り終えたので、島に戻る。 すると、すでに苗木は植えられており、もう畑まで作り始めていた。 あまりの作業効率の良さにこちらもびっくりだ。


 もう夕方になっていたので、今日の作業を終わりにした。

 その日は、アラクネさん達の歓迎の意を込めてカレーにした!

 俺が『じゃ~ん!』とばかりに作って配ったら、少し困った顔をしていた。

 あれ? カレーて世界共通じゃないの? 異世界共通じゃないの??

 あれ……? お銀、お前もか!!


 その日、俺は誓った。

 絶対に、こいつらにカレーを美味いと心から言わせると!!

じゃ~ん!聞いて下さい!

なんと、私の作品ですがレビュー書いてもらえました♪

みみたんさんありがとう。

この『異世界の天気予報士「明日、天気になーれ」』のあらすじは、私が見てもひどいです。

何度、書き直そうと思ったか…

でも、これで大丈夫!読んでくれる人がどーん!と増える筈です。

アクセスして頂いた読者の皆様ありがとうございます。

出来ましたら、次回も後書きでお会いしたいです。でわでわ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ