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マルボロ赤  作者:
1/1

吐息

春休み前の一週間。

多分一生の中で一番キラキラした時間がものすごいスピードで過ぎていった。


お互い感じてた

気持ちが通じあってるのを


あのとき一人だったアタシが

自分に初めて自信が持てて

自分の考えを持って行動できるようになったのも

全部君のおかげだっていえるよ




まだ寒かったのを覚えてる

ブレザーにマフラー

でも初めて会った時は私服だった

フードにふわふわのリアルファー


友達といるときにあるアーティストの絵が目に入ったの



その絵が気になって話しかけたの。

それがきっかけで

彼の名前は…とりあえず

「彼」

とゆうことにしよう

彼はニルヴァーナって洋楽のグループが好きだった


彼は仕事でこの街に来てて、水曜に帰るっていった

今日は日曜。あと会える日は…月、火?

もう少しだけ━━




その日のうちにずいぶん打ち解けた

彼の携帯の待ち受けがピストルズのシドだった

あの、ベッドに座って煙草に火つけてる写真の


ピストルズは聞いた事なかったけど、シドは知ってた

NANAに載ってたから 名前が


彼は洋楽が好きだった

アタシも知ったふうな口を聞いた

彼との共通点が欲しかった

彼のさびしそうな目に魅かれていた


ずっとそばにいたいと、初めて思った

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