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聖廻の果て  作者: 琥珀
3/8

夢靄 睛




--中学2年の冬--



吐く息が真っ白な朝、

制服に着替えながら机に置いてあるカレンダーに目を向ける。



1月27日…。



明日は暁の誕生日だ!!



久々に腕がなる



以前からこの日のために烈と2人で作戦を練ってきたサプライズ。

それを決行する日がついにやってきた!


明日のためにも烈と最後の打ち合わせしなくちゃ!!



そう思って家を出たのに…





いくら待っても2人は

いつもの集合場所に来なかった。



学校にも…

行きつけのお店にも



二度と現れなかった。




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