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聖廻の果て  作者: 琥珀
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盾魔 烈




--中学2年となっていた冬--




あんなに仲良くなれる人間がいると思っていなかった。



少し…別れるのが寂しい…か?



私がこんなこと思うなんて

許されることではないか。



以前の生活に戻るだけだ。

ただ少しの違いがあるだけ




今夜、私は"本当の私"に戻る。


しばらく触れていなかった、

人間たちが見たら気味悪がるような

血で染められたような色をしたこの首飾(ペンダント)…。



静かに手に取り


首元にもっていく…



1月27日…。



向こうはどんな季節だろう。






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