第7話 前編 ここはどう?
第七話は、全編後編に分けてのお届けになります。
タイトルにつきましては、今回は「1.5件目」で次回が「2件目」という扱いにさせていただきます。
また、タイトルは漢数字を用いる都合上、「一軒と半分目」という表記にさせていただいております。
読みづらい表記になってしまったことをお詫び申し上げますと同時に、このお話をクリックしていただいた感謝を述べさせていただきまして、前書きとさせていただきます。
それでは、本編どうぞ!
追記:ここで書いているタイトル表記は、後編を投稿した際に別のものに変更済みです。
車に乗り込んだ僕たちは、次の目的地について相談を始める。
しかし、唐揚げ定食が思いのほか山盛りだったので僕はもう限界が近い。
倍は食べている沙也加さんがキョロっとしているのはなぜだろう…。
「ねえ、やっぱり今日は一軒でいいんじゃない?結構おなかも膨れたし…」
「冗談はさておき、早く次のお店決めようよぉ」
僕の心からの訴えは冗談として受け流されたみたいだ。
なるべく軽めの料理を扱っているところに連れて行こうか。
「あ!!」
悩んでいると、沙也加さんから声が上がる。
失礼だが、嫌な予感しかしない…
恐る恐る突き付けられたスマホの画面をのぞき込む。
そこには、一軒のしゃぶしゃぶ専門店の情報がずらりと並んでいる。
なかなかにしゃれた店内で、地元で採れた野菜を使ったメニューも人気とのこと。
お肉や脂質をなるべく避けられる気がするのでここにしてしまおうか……
「うん、いいと思う。すごく。野菜も多くて胃にやさしそうだし…」
「そんじゃ決まりだね!」
肉を避けたいという、僕の切実な願いが届いたのは定かではない。
が、承諾してくれたのだから行くしかない。
そう心に言い聞かせると、僕は愛車のアクセルに足をかけた。
他愛のない会話をしながらの道のりはあっという間に過ぎ去り、気づいたら目的地に到着していた。
でかでかと掲げられた達筆の看板の、なんと迫力のある事……
店内は思いのほか空いていて、僕たちは、名簿に記名するまでもなく店の片隅にある座敷に案内された。
テーブルにはすでにお冷が用意されていた。
どうやら、この店はタッチパネルによる注文方式らしい。
「私から注文していい?」
「どうぞ」
いって、タブレットを差し出す。
受け取った沙也加さんは、目を輝かせながらポチポチと画面を押していく…
それからしばらくして、沙也加さんは画面をタップするのをやめて、こちらにタブレットを返してくる。
受け取って画面を見ると、表示された合計金額は結構お高め。
さすがしゃぶしゃぶといったところだが…
「こんなに食べて、お金大丈夫なの?」
そう、金銭面が非常に心配だ。
後で、足りなくて全額おごりとか勘弁してほしいものだが……
「大丈夫だって!私のバイト稼ぎいいし」
それ、安全なバイトなのか?
それ以上聞くのも怖いので、僕も注文を済ませてしまうことにした。
短くなってしまい、申し訳ないです…
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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以上、夜風なぎでした!




