第97話 幻影の魔道具を「魔法の壁紙」に転用!自宅で毎日絶景温泉を楽しむ
3話更新の3話目です
詐欺組織『カメレオン』の拠点を掃除した後、俺は彼らが使っていた幻影魔法の**魔道具**をいくつか回収した。
「これは面白いな。幻影魔法は、映像を投影するプロジェクターみたいなものか」
俺は城の地下研究室で、その魔道具をウーナとマーリンに見せた。
「フム。この技術を応用すれば、面白いものが作れるぞ」
マーリンお爺ちゃんが目を輝かせる。
◆
数時間後。
完成したのは、**『どこでも絶景壁紙』**だ。
幻影魔法の技術と、【エンチャント】を組み合わせたものだ。
「主様! 見てください!」
俺が地下のプライベート温泉に足を踏み入れると、壁一面が変化していた。
普通の壁だったはずが、そこには**「満点の星空が広がる露天風呂」**の景色がリアルに映し出されている。
「すげえ……! 本当に外にいるみたいだ」
幻影魔法は、目だけでなく、湿度や温度の感覚も騙すため、まるで温泉が外にあるように錯覚する。
そして、チートスマホから映像を流せば、壁紙の景色は自由自在だ。
「今日は、ノルウェーのフィヨルドが見える露天風呂ですよ」
「明日は、エメラルドグリーンのカリブ海が見えるプライベートビーチですね」
リサとスズが、楽しそうに壁紙を操作する。
「うむ! 素晴らしい! これは、最高の贅沢じゃ!」
アイリさんが歓声を上げ、温泉に飛び込んだ。
その後、俺たちは幻影魔法を応用して、他にも様々なアイテムを生み出した。
- **『服が変わるエンチャント』**:一度【エンチャント】した服に、幻影魔法で好きな柄やデザインを上書きし、毎日違う服を着ているように見せる。
- **『バーチャルダンジョン』**:危険なダンジョン探索のシミュレーションを自宅の庭で再現し、ガイルとリサの訓練に使用。
俺の生活魔法は、もはや「家事」の範疇を超え、**「世界の技術を吸い上げ、自宅の快適性を最大化するチートスキル」**へと進化していた。
(続く)
回収した幻影魔法の技術も、結局は主人公の究極のスローライフのために使われました!
どこでも絶景温泉、これぞチートの極みですね。
自宅の環境は、もはや一つの独立した国家レベルの文明となっています。
次回、この完璧すぎる生活に、さらに大きなトラブルが舞い込んできます!




