表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代日本で「生活魔法」が使えるのは僕だけのようです。社畜を辞めて「特殊清掃」を始めたら、いつの間にか億万長者になっていました  作者: かるびの飼い主


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/154

第48話 【大晦日】社畜だった俺が、一年で「世界を救う大富豪」になっていた件について

3話更新の1話目です

大晦日の夜。

 佐藤家のリビングには、全員が集合していた。

 こたつを囲むのは、俺、スズ、アイリ、リサ、フィアナ、マーリン、ビビ。そして窓の外にはリュウ。

 いつの間にか、こんな大所帯になっていた。


「はい、年越しそばですよー」


 スズとビビが運んできたのは、ダンジョン産の『黄金海老』の天ぷらが乗った豪華な蕎麦だ。

 出汁の香りが部屋に広がる。


「いただきまーす!」


 みんなで蕎麦をすする。

 テレビでは紅白……ではなく、今年世界で起きたニュースの総集編が流れている。

 『謎の狐仮面、世界を救う』『スライム美容液、品切れ続く』『内閣府、謎のVIP待遇枠を新設』……。

 うん、全部俺のせいだ。


「……激動の一年だったな」


 俺はしみじみと呟いた。

 去年の今頃は、独身寮で冷たいコンビニ弁当を食べながら、サービス残業の資料を作っていた。

 それが今では、豪邸に住み、美味しいものを食べ、美女(と人外とお爺ちゃん)に囲まれている。


「佐藤さん、来年はもっと忙しくなるわよ? 新商品の開発もあるし!」

「主よ、魔法の研究も進めねばならんぞ」

「Target、来年の防衛計画を提出します」


 みんなが好き勝手なことを言ってくる。

 でも、不思議と嫌じゃない。


「まあ、なんとかなるだろ。俺にはこの魔法があるしな」


 俺は自分の手を見つめた。

 【生活魔法】。

 ただの掃除や洗濯のための力が、俺の運命を変えた。


 ゴォォォォン……。


 遠くの寺から、除夜の鐘が聞こえてきた。

 新しい年が来る。


「みんな、来年もよろしくな」

「「「はいっ!!」」」


 俺たちは笑顔でグラス(と湯呑み)を掲げた。

 元・社畜の最強スローライフは、まだまだ終わらない。

 来年はもっと、常識外れな一年になるだろう。


(続く)

ゴミ屋敷から始まった物語が、まさか世界を救うところまで行くとは……。

ちなみに本来の予約では時系列の現実の時間がマッチするように執筆していましたが

好評をいただき、初期から公開話数を変更したため佐藤たちの世界では一足先に年末を迎えました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ