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現代日本で「生活魔法」が使えるのは僕だけのようです。社畜を辞めて「特殊清掃」を始めたら、いつの間にか億万長者になっていました  作者: かるびの飼い主


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123/154

第123話 魔神の部屋が汚部屋すぎるので、強制的に【クリーン】しました

4話更新の3話目です

「やめろ! ボクの部屋をいじるな! この配置が落ち着くんだ!」


 魔神クロノスが抵抗するが、俺は聞く耳を持たない。

 リサとスズも、この汚惨状には呆れ顔だ。


「Master、害虫の発生源になります。徹底的な洗浄を推奨します」

「主様、お布団もカビだらけです……。洗濯しましょう!」


 家族の総意は決まった。


「おい魔神。ちょっとそこどけ」

「嫌だ! テコでも動か……ひゃあ!?」


 俺はクロノスを魔法で浮かせ、部屋の隅に固定した。

 そして、部屋全体に強力な洗浄魔法をかける。


「――【クリーン】、汚部屋消滅トラッシュ・バニッシュ!」


 シュオオオオオッ!!


 部屋に渦巻く風が、散乱したゴミ、ホコリ、カビ、そして長年の生活臭を一瞬で吸い込み、消滅させた。

 床の石畳が本来の輝きを取り戻し、空気が高原のように澄み渡る。


「ついでにお前もだ! ――【クリーン】!」


 俺は空中に浮いたままのクロノスにも魔法をかけた。

 彼の体から、垢と汚れが剥がれ落ち、髪がサラサラになり、肌がツヤツヤになる。

 ボロボロの服も【リペア】で修復され、立派な貴族のような服に変わった。


「……あ、あれ?」


 俺が拘束を解くと、クロノスはピカピカになった部屋の真ん中に着地した。


「空気が……美味しい? 体が軽い……?」

「どうだ。こっちの方が快適だろ?」


 クロノスは恐る恐る布団(フカフカに洗濯済み)に座った。


「……悪くない。いや、最高だ……。ボクは三千年間、なんであんなゴミの中で……」


 彼は感動のあまり、涙目になっている。

 どうやら、引きこもり魔神も、清潔な環境の良さには抗えなかったようだ。


(続く)

汚部屋掃除、完了。

魔神もピカピカになりました。

引きこもりにとって、環境改善は精神衛生上も重要ですね。

綺麗になった魔神は、意外と美少年でした。


次回、魔神がとんでもないお礼をしてきます。

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