第115話 地下深くに「古代の図書館」を発見!無限の本が眠る知の宝庫
3話更新の1話目です
南の島と天空の庭園を拠点に加えた俺たちは、庭のダンジョンの最下層を再探索していた。
いくらチートシステムで素材が手に入るとはいえ、新しい発見はワクワクする。
「Master、この岩壁の向こうに、不自然な魔力の壁があります。物理的に通過できません」
リサが指差すのは、巨大な岩盤。
【鑑定】をかけると、それは何千年もの間、外界を遮断してきた、強固な魔力の「封印」だった。
「これは、魔力の結界というより、時間と空間の歪みによる**『劣化』**だな」
俺にはそう見えた。
劣化しているのなら、修復できる。
「――【リペア】、封印解除」
ドォォン!
魔力の壁は音もなく弾け、岩盤がスライドした。
その奥に広がっていたのは、信じられない光景だった。
「……図書館?」
巨大なドーム状の空間。天井まで届く本棚が無限に並び、柔らかな光が満ちている。
本はすべて石板や金属板のようなもので作られており、古代の文字が刻まれている。
「フォッフォッフォ! これは古代の知の遺産、**『大魔導図書館』**じゃ!」
マーリンお爺ちゃんが、杖を放り出して歓喜の声を上げた。
ウーナも青い瞳を輝かせている。
「私たちの海底都市の知識の、源流かもしれません!」
「すごい……。これ全部、俺の家の敷地内にあるってことか」
俺はワクワクした。
しかし、その知の宝庫には、ある厄介な問題が潜んでいた。
マーリンお爺ちゃんの顔が、急に青ざめた。
「む、主殿! 本に近づくな! あそこには、古代の『本の汚れ』が巣食っておる!」
(続く)
またまた新たなチートエリアを発見!
今回の舞台はダンジョン深層に隠された「古代図書館」です。
魔導書には興味のない主人公ですが、マーリンとウーナは狂喜乱舞。
次回、知識の宝庫を食い荒らす「本の汚れ」を【クリーン】で一掃します!




