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現代日本で「生活魔法」が使えるのは僕だけのようです。社畜を辞めて「特殊清掃」を始めたら、いつの間にか億万長者になっていました  作者: かるびの飼い主


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第109話 無人島の特産品「虹色ココナッツ」は、天然の炭酸ジュースでした

3話更新の1話目です

無人島開拓の休憩時間。

 俺たちは、ヤドカリのカークに案内されて、島の奥地にあるヤシの木エリアに来ていた。


『ここにある実が、島で一番うまいぞ』


 見上げると、七色に輝く不思議なココナッツが実っている。

 俺は魔法で一つ落とし、ナイフで穴を開けた。


 プシュッ!


 炭酸飲料を開けたような音がした。

 中から、シュワシュワと泡立つ虹色の果汁が溢れ出してくる。


「飲んでみよう。……うまっ!?」


 それは、キンキンに冷えた極上のフルーツサイダーの味だった。

 天然で炭酸が入っているなんて、さすが異世界の魔素を吸った島だ。


「主様! これを生地に混ぜれば、フワフワのパンケーキが作れます!」


 スズが目を輝かせた。

 早速、ヴィラのキッチンで調理開始だ。

 虹色ココナッツの果汁と、ダンジョン産の卵、小麦粉を混ぜる。

 【クリーン】で不純物を取り除いているため、素材の味がダイレクトに活きる。


 ジュウウウ……。


 甘く香ばしい匂いがビーチに広がる。

 焼き上がったのは、虹色の断層を持つ、厚さ5センチはある極厚パンケーキだ。


「はい、どうぞ!」

「いただきまーす!」


 アイリさんがナイフを入れると、シュワッという音と共に湯気が上がった。

 口に入れると、淡雪のように溶けてなくなる。


「んん〜っ! 口の中で弾ける! なにこれ、新食感!?」

「Delicious……。疲れが一瞬で吹き飛びます」


 リサも表情を崩して食べている。

 俺たちは、波音を聞きながら、究極のトロピカルスイーツを堪能した。

 

「お土産にたくさん持って帰ろう。西園寺さんにもあげたら喜ぶだろ」


 俺は【アイテムボックス】に虹色ココナッツを山ほど収納した。

 こうして、真冬のバカンスは、甘い香りと共に幕を閉じた。


(続く)

南国編、ラストはグルメ回です。

天然の炭酸フルーツ、あったら最高ですね。

スズの料理スキルと主人公の素材調達能力があれば、世界中どこでもレストランになります。


次回、日本へ帰国。

しかし、大家族になった佐藤家には、ある「物理的な問題」が発生していました。

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