表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代日本で「生活魔法」が使えるのは僕だけのようです。社畜を辞めて「特殊清掃」を始めたら、いつの間にか億万長者になっていました  作者: かるびの飼い主


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

107/154

第107話 ゴミだらけの無人島を【クリーン】で更地にし、【リペア】で豪華ヴィラを建てる

3話更新の2話目です

権利書の座標を頼りに、俺たちは無人島へ【テレポート】した。

 潮騒の音。青い空。

 しかし、目の前に広がっていたのは――。


「……汚い」


 白い砂浜であるはずの場所は、大量の漂着ゴミ(ペットボトルや漁網)で埋め尽くされていた。

 森は手入れされておらず、枯れ木と雑草がジャングルのように生い茂っている。

 以前あったらしいコテージも、朽ち果てて幽霊屋敷のようだ。


「うわぁ……これは酷いですね」

「Master、ここでの滞在は推奨できません。衛生レベルが低すぎます」


 スズとリサが顔をしかめる。

 だが、俺にとっては好都合だ。

 汚れているなら、綺麗にする楽しみがある。


「みんな、下がっててくれ。……大掃除の時間だ」


 俺は砂浜の中心に立った。

 イメージするのは、島全体のリセット。

 人工的なゴミの消滅、枯れ木の除去、そして雑草の選別。


「――【クリーン】、島嶼とうしょ全域浄化アイランド・クリア


 ブワァァァッ!!


 島全体を包み込む規模の光が広がった。

 山のように積もっていた漂着ゴミが、一瞬で光の粒子となって消える。

 鬱蒼としていたジャングルから、不要な枯れ木や害虫だけが取り除かれ、風通しの良い美しい森へと変わっていく。


「次は建物だ。――【リペア】、ハイグレード改築」


 朽ちたコテージに魔力を注ぐ。

 腐った木材が新品に変わり、屋根が組み上がり、ガラスがはめ込まれる。

 数分後。

 そこには、高級リゾートホテル顔負けの、白亜のヴィラが完成していた。


「「「すごーい!!」」」


 女性陣が歓声を上げてヴィラに駆け込む。

 ゴミの島は、たった五分で「南国の楽園」へと生まれ変わった。


「ふぅ。やっぱり掃除は気持ちいいな」


 俺が満足していると、森の奥から、ズズズ……という地響きが聞こえてきた。

 どうやら、この島の「先住者」が挨拶に来たらしい。


(続く)

無人島開拓RTA。

【クリーン】と【リペア】があれば、重機も大工もいりません。

漂着ゴミを一掃するのは、環境保護的にも素晴らしいですね。


次回、島の主が登場!

巨大な「ヤドカリ」が激怒していますが、その理由は……?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ