第二章 まとめ
本話はこれまでの話のまとめとなりますので、読み飛ばしていただいても大丈夫です。
※本話を含むまとめは、かい君とせっちゃんというストーリーでは登場しないキャラを用いた対話方式となります。
かい君「再びやってきましたー。僕、かい君とせっちゃんによる、まとめコーナーです!」
せっちゃん「よろしくお願いしまーす」
か「早速始めていこうか。九条家に保護されていた空也は、保護されてから数日で、自身を治療してくれたミサと出会うんだ」
せ「その正体がSランク冒険者【光の女王】だっていうのにも驚いたけど、もっと驚いたのは、空也の実力に見合わない魔力量の少なさが、生まれつきじゃなかったことだね」
か「そう。生まれつき少ないと思っていた魔力は、実は空也の叔父であり義父でもある浩二郎の呪術により、常に吸い取られていたんだ」
せ「でも、禁術である呪術を使う計画を立てたのは、浩二郎の妻で、空也の叔母であり義母でもある瑞樹だったんでしょ?」
か「イエス。瑞樹は巧妙な手口で、万が一浩二郎が空也に呪術をかけたことがバレても、自分は疑われないようにしていたんだ」
せ「秘密裁判も最初は彼女の思い通りに進んでいたよね。途中、加害者は浩二郎一人で、瑞樹と彼女たちの子供である健一と歩実は被害者みたいに思われていたし」
か「だけど、最終的にはミサによって瑞樹も関わっていることがバレてしまう。そこで、瑞樹は最後の手段を取った」
せ「王女である玲良の暗殺か」
か「裁判の不成立を狙ってね。だけどそれも空也に防がれ、その後の悪あがきも空也とミサの前では通じなかった」
せ「最後は、空也の殺気の前に崩れ落ちていたもんね。あのときはようやく解決したかってホッとしたけど……それで終わりじゃなかったね」
か「そう。秘密裁判と同じタイミングで、手薄になった九条家が【漆黒】という厄介な犯罪組織に狙われていたんだ」
せ「後に玲良も、その組織が【漆黒】だって予測していたよね」
か「襲撃者たちの全身黒っていう服装も【漆黒】の特徴だったし、主力の多くが不在だったとはいえ、九条家を苦しめられるほどの戦力を持った組織は少ないからね」
せ「実際、最初は負けちゃったんだよね。空也が【索敵】で事態を悟ってから、ミサと一緒に急行しても間に合わなくて」
か「でも、沙希が殺されて死に戻りをしたことで、今度は【漆黒】専用の対策ができるようになったんだ」
せ「当主である大河も護衛隊隊長である優作も、良く沙希の意見を採用したよね。沙希の死に戻りを知らないのに」
か「あの歳で護衛隊副隊長に任命しているからね。二人とも、それだけ沙希を信頼しているってことだよ」
せ「それもそっか」
か「で、その沙希の対策が功を奏して、今度は沙希が殺される直前に、間一髪で空也が間に合ったんだ」
せ「その後は空也もミサも無双していたね」
か「ミサは世界に六人しかいないSランク冒険者、空也はそのミサが驚愕するほどの実力だからね」
せ「二人が来てからすぐにカタがついたもんね」
か「国防軍も絡んできたし、被害もゼロじゃなかったけど、それでもほとんどの襲撃者の身柄を捕らえられたし、最終的には九条家の勝利と言って良い結果になったんだ」
せ「ただ、それと同時に謎も深まったね。第一隊の実情とか、九条家副執事長の吉田の動きも気になるし、なんか【流星】は利用されそうになっているし」
か「そうだね。でも、今回はここまで。そこら辺は続きを読んでのお楽しみってことにしよう」
せ「はーい。それじゃあ皆さん。次回もよろしくお願いしまーす」
か「よろしくー!」




