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ルネサンスの女神様 - 明るい未来を目指して!  作者: 亜之丸
復興を目指して [1か月後]
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1-3 陸に上がった船乗り

 おいらはジェームズ(James)。 先日まで大型客船のレストランでウェイターをしていたんだ。

 南アジアで生まれたおいらの国は、人口がとにかく多い国だったので、若者が働き口を見つける事がとても難しかったんだ。


 しかも、おいらは5男なので、姉ちゃんたちは嫁として家から出ていくからいいけれど、兄貴たちが嫁を迎えると、生まれた子供たちでどんどん家が狭くなり、おいらがはやく家から出てあげないと、家族が住む事すら怪しくなってきたんだ。

 なので、18歳で成人した後は自分の国を離れ、どこか遠くで働くことを考えていたのさ。



 そのために、子供のころから街の観光客に話しかけて外国語を覚え、道案内をしたり、大きな荷物を運んであげたり、そして少し覚えた外国語で名所の観光案内をしたりと、そこで稼いだわずかばかりの金を貯めていたんだ。

 その頃から一度でも仕事を受けたお客さんの顔と名前は覚える習慣がついてきて、それはやがておいらの特技となっていったんだ。

 しばらくして街を再訪問された時であっても、覚えていた顔を見つけると、こちらから声を掛けてあげることで、驚かれることもあったが、再会は大変喜ばれた。

 そのお金は、おいらの目標をかなえる事に最低限必要である、この国を出る為のパスポートの費用を稼ぐ為であり、なんとか成人までにその目標は間に合ったよ。


 さらに運が良いことに、おいらが成人を迎えたころ、たまたま入港してきた外国航路の客船の船員募集を見つけ、すぐに応募したのさ。

 おいらが住んでいた近くの港がその船の寄港地であったため、港にその募集の張り紙を見つけると、出航までの僅かな時間で行われた採用面接に応募して採用となった。


 兄弟が多い中で育ったおいらは、幸運は偶然やってくるものではなく、自分で掴みとるものだと思ってきた。 そうしないと、おいしい物はすべて兄弟に食べられてしまうのさ。

 なので、突然やってくる幸運の女神様の前髪を、おいらも触れさせていただけるようにと、できる準備は常に整えてきたつもりさ。

 そのおかげで、外航船の採用に必要な条件であっても、すぐに提出が必要な多くの書類や、発行に時間がかかる証明書ですら、すべて揃えることが出来た。

 募集告知を見てから、船に乗るかを迷い、次に親を説得し、そしてそこから書類の準備をしていたのであれば、出航までに必要な書類は絶対にそろわなかったと思うよ。


 そして船に乗ったおいらは厳しい研修を終えて、レストランのウェイターに配属されたんだ。


 毎日きちんと仕事ができる船の仕事は楽しかった。

 今までであれば、その日の仕事を確保するだけで難しかったのに、ここでは自分のベッドで眠ることができ、食べる事の心配がない。 本当に、この仕事には大変感謝している。

 また、船ではいろいろな国のお客さんと知り合いになれ、さらにいろいろな言葉を覚えることができた。

 元々おいらは子供のころから見知らぬ観光客に街を案内していたので、ホスピタリティ能力は人より高いと自負しているし、情けは人のためならずではないが、親切は自分自身に返ってくると考えている。


 船に乗船してから5年ほどの時が流れ、すでにこの船はおいらの第二の故郷となっていた。

 この大型客船には何でも揃っており、おいらが子供の時住んでいた町なんか霞んでしまうほど、とても華やかで豪華な船だ。

 もっともそれはお客さんにとってであり、それを演出する事こそがおいら達の仕事であり職場である。

 豪華な上層階とは異なり、おいらの生活空間は船の下層部にある船員用の部屋であるが、ここですら以前の生活と比べると充分すぎるくらい立派だ。


 おいらの心のこもった接客はお客さんにも非常に感謝され、船を降りたお客様からも、旅行中にはジェームズにとても世話になったと船会社へ感謝の手紙がしばしば届けられた。

 また部屋を離れたお客さんを船内から探す際にも、おいらの顔と名前を覚えている特技は他の船員からも重宝され、そのおかげもあって、まだ若いけれどもチーフ職を任される事になった。

 最初は何人かで大きな部屋を使っていたが、チーフとなった今では個室が与えられたんだ。

 これまで大勢で1つの家に住んできたおいらにとって初めての個室生活で、最初はちょっぴり寂しかったが、1000人を超える同僚たちが一緒にいると思うとすぐに慣れ、今では個室生活を満喫している。

 その船員たちは時々新しい人に交代する事はあれ、今ではほとんどが顔見知りなので、それは同じ屋根の下の巨大家族みたいなものだ。



 と、ここまでは順風満帆のおいらの航海生活だったのだが、翌朝には日本の横浜港へ入港するというある夜、船内から明かりが一斉に消えてしまったんだ。

 おいらが担当するレストランでも、夜遅くではあるが、食事をされているお客様がまだ多数いらっしゃった。


 非常用として各所に配置されていた懐中電灯をすぐに手に取ったが、何故かそれは使用できず、真っ暗闇となった船内で、船員は非常に緊迫した。

 何しろ、デッキに出て手すりの外に落ちてしまったら、そこは海である。

 真っ暗で足元が見えない中、デッキや船室のベランダに出る事は生死にかかわる危険な行為だ。

 この暗闇で海に落下すれば間違いなく救助など出来ないし、そもそも落ちた事にすら気が付かない。


「お客様。 船室から外に出ますと大変危険ですので、落ち着いてそのままお席でお待ちください。

 電気はまもなく復旧するかと思いますので、今しばらくそのままお待ちください」


 おいらは、お客さんに落ち着いてもらうために、ゆっくりとした大きな声で、なによりもお客さんを落ち着かせることを優先した。

 あちこちからおいらと同じセリフが聞こえてくるのは、日ごろから皆で行ってきた訓練が功を奏したようで、チーフのおいらとしては何よりだ。



 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇



 船のレストランの海側には天井まである大きな窓が並んでおり、そこから海が一望できるようになっている。

 そのおかげで、船内の全ての電気が消え、人の顔すらはわからなくなった夜でも、窓からの星明りに目が馴染んでくると、室内はぼんやりと見えはじめ、その場にいた人達もなんとかパニックになることは無かった。

 これまでであれば、何かあった場合はすぐに船内放送が流れるはずであるが、それはしばらくしても行われずに、またエンジン音すらも聞こえないという、乗船してから一度も経験したことが無いような静けさであった。


 船員たちはお客様に自分の客室へ戻ってもらおうと考えたが、海側客室のお客さんは外が見えるのでまだ良いが、窓がない側の客室のお客さんについて、真っ暗闇な室に誘導する事はちょっと問題である。

 全ての電気が動かない、こんな事態は訓練でも想定してこなかったので、船長や他の責任者は船内のミーティングルームに集まって急いで相談する事になった。


 そして船員たちにより、レストランやシアターなどから何人ずつお客さんを順番に誘導し、それぞれの客室にまで戻ってもらった。

 明かりはすぐに復旧するかと思っていたのだが、たとえ少しの間で有っても、窓がなく真っ暗な船室にお客様を閉じ込めてしまう事は、豪華な船旅としては許されない。

 そこで、窓がない部屋のお客様には、可能な限り窓のある海側の空いた客室に移動してもらう事になった。


 今回横浜に入港しお客さんを下船させた後は、次の航海までの3週間の間、船を長崎のドックに移動させて、船底や外板の点検を行う予定であった。

 引き続き乗船されるお客様には、横浜で一旦降りて頂き、次は長崎港からご乗船いただくために、飛行機や新幹線、大型バスなどで日本国内を観光をしながら移動できるように、いくつものツアーが準備されていた。


 その為、前の寄港地である上海で多くのお客さんを降ろしていたために、いつもは満室である窓のある海側の部屋も、たまたま多く空いていたので、清掃を済ませてあるその部屋に移動してもらった。

 多くの乗客を降ろしたとは言っても、この大型客船にはそれでも乗員を合わせると4000人近い人間がまだ乗っているのではあるが。

 そこからこの船の漂流旅が始まる訳であるが、少なくとも多くのお客様が窓側の部屋に移って頂けたのが何よりであった。



 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇



 この船が、3週間近く漂流したのち、食料の残りがほぼ無くなり、おいらももうだめだと諦めかけていたところで、カノ島の近くで停船し、そのカノ国の人がこの船に乗り込んできた時は、その喜びはひとしおではなかったよ。

 そんな状態ではあったが、船員たちはお客さんの前ではそんな素振りは見せず、いつでも笑顔で応対をしていたけどね。


 おいらも、当然カノ国への移住を希望したさ。

 既にこの船がおいらの住むべき場所となっていたので、それが無くなってしまうのだから最初は焦ってしまった。

 チャンスは逃さないようにおいらは即決したけれど、どうやらほとんどの同僚も同じ答えだったらしく、おいらの周りで横浜で降りる人はいなかった。

 もっとも日本人のクルーの中には、日本に残っている親などの家族が心配で、横浜での下船を希望した人もいたらしいけど。


 横浜で乗客を降ろし、カノ島へ向かう船の中では、おいらたちはカノ島での生活の説明がされたんだ。

 話を聞くと、カノ島到着後は、割り当てられた土地に、どうやら自分で住居を造るらしい?


 自分で造る? 何それ、聞き間違い? と思ったが、どうも本当に自分で組み立てて家を作れといわれたんだ。


 それだけを聞いて、カノ島って太平洋の孤島の未開の地だったのかと思っていたけど、実際はとんでもない文明の国だったんだ。


 仮設住宅ではないけれど、ペラペラの薄い摩導パネルっていうものを、パタパタと四角に組み立てるだけで、それほど器用ではないおいらですら1時間もかからずに本当に立派な箱?、家?になったのだ。

 しかもそれは、とりあえず雨風が凌げるだけというレベルなどではなく、中は明るく適温で、水やお湯は出るし、風呂トイレ完備で、これまで完璧と思っていた船の設備が悲しく思えるようになった。

 広さを聞いたら、この箱は細長く12m×2.4mであり、28.8㎡のこの家はカノ島の一人暮らしの一般的な住宅のサイズだそうだ。

 6畳の部屋が約10㎡なので2部屋に区切っても良いが、風呂トイレキッチンなども必要なので、残りを広いワンルームで使ってる人が多いらしい。

 もちろん船の船員の個室の何倍も広いさ。


 ベッドや家具もその摩導シートから作ることが出来た。

 おいらはバングルで内装のレイアウトをすこし変更し、今夜から楽しく生活ができるようにした。

 家の前には、やはり摩導シートを使って、自分で作った摩導カートが置かれている。

 誰も家作りや島での生活について詳しく教えてくれないけれど、腕に付けたバングルに聞けば、何でも教えてくれたので全く問題は無かったんだ。


 幸いおいらの家の周囲に、何人もの同僚が家を造って住むことになったので安心だ。

 今夜は売店で買った食料品で、新たな生活を祝うちょっとしたパーティーをする予定。

 そして、皆でこれからの仕事についても話し合う予定をしている。


 カノ島はレストランは小さな店が多く、おいらのような専門のウェイターを置く大きなレストランは数が限られるとのことで、仕事は見つからないかもしれない。

 また、島にはカジノやショーステージなどといった施設はないとの事で、今一緒にいる同僚もこれからの仕事をどうしようかと皆で悩んでいる。


 しかし、その悩みは翌日には解消されることになった。

 なんと、翌朝訪問してきたカノ島の評議会の人によって話し合いがもたれた。

 そこではこれまで行ってきた船の仕事が聞かれ、彼らが働いていた船の娯楽施設の話もすると、それであればと言う事で、なんと船の劇場の道具を運んできて、新たな施設をカノ島に作ればという話になった。

 船にはいろいろなショーができる大道具や小道具など一揃い全てが積まれている。

 なので、後は小屋(劇場)さえあれば、ステージを見せることが出来る。


 いや、いくらなんでも劇場を造ってなんて長期的計画すぎやしないかと思っていたが、建築についてこの島では何とかなるらしい。

 そして施設をいくつも作らずに、船のいろいろな遊興施設を集めて1か所の施設を作るという話になり、今までそれに携わってきた船員が集まり話し合い、具体的な施設について話がされた。

 話し合いでは、皆の目の前でその予想建物が立体画像で投影され、それを基に皆の意見をまとめられた。


「せっかくだからカジノも一緒に出来ませんか?」


「船の定員で考えてしまうと、カノ島の人口からすると足りませんよね。 客席はもう少し広くしましょう」


「それよりも、船のように食事しながら、ゆったりと劇が見れるほうがいいんじゃない?

 シアターレストラン的に」


「でも、それだと食事ができるテーブルを置く必要があるから、ステージを見れる席数が大きく削られるわね。

 演劇だと、ステージから遠く離れた座席じゃ、よく見えないしね」


「そう言えば、日本国の歌舞伎などでは幕間に休憩時間が取ってあって、持ち込んだお弁当を食べるらしいわよ。

 食事時間を観劇の途中に挟むのは、一つの方法ね」


「だったら、階や席を分けては?

 一階ステージ前は食事ができる席、2階壁際はドリンクだけの席、劇を見るだけの席っていうのは?」


「でも、それだと食事がいらない人は見に来なくなるわね」


「だったら、劇場にフロアを分けて、いっその事いろいろな食事ができる大きなレストランを併設すれば?」




「では、そろそろ意見を纏めましょうか。

 これはカノ国評議員としてではなく、私個人の意見、カノ島に住んでいる一般的な人の話としてお聞きください。


 今回、新たに客船のステージを島に創るという意見は大賛成です。

 カノ国では映像的な物は沢山あり、誰でもそれらは見ることが出来ますが、人が実際に演じられるような演劇やステージといった施設は、このカノ島にはありませんでした。

 今回、それらにもっとも重要な演じる人や、それを裏で支える人、演出や司会進行が出来る人、船ではそれらすべての人が揃っているわけですね。

 施設であれば、ここに作ることは出来ますので、私も是非それを見たいと思います」


「あの、その施設なのですが、劇場を造るのには音響や席の配置などいろいろ考える必要があり、簡単には作れないと思うのですが。

 これから建物を準備いただくと言う事なので、何年かかるか判りませんが、建設が長びくと僕らもその間食べるために、なにか別の仕事を探す必要があります。

 贅沢は言いませんので、屋外の公園でも構いませんので、なるべく早くに開催ができる場所を提供いただける方が、他の連中も安心できるのではないかと思います」


「ははは。

 その建設地は、この隣の広場の土地に既に割り振っていますよ。

 なので、後はどのような施設にするかを決めて頂ければ、そんな何年か何てかからずに、来週には営業が始められますよ」


「え! それは、どいう事ですか?」


「サーカスみたいなテントですか?」



「あなた方も、昨日ご自分の家をご自身の手で組み立てられたでしょう?

 劇場も同じように作りますから、単に大きいだけであれば、手慣れた人が何人かいれば、2~3日もあれば出来ますよ。

 なので、建物が出来てから準備をして、来週には営業を開始できると思いますよ」


「「「・・・」」」


「あの、それって本当ですか?」


「まあ、建物はそんな感じで すぐに造れますので、もし気に入らなければ建物全体を壊して、すぐに建て直す事だってできますから、最初は思い切って『えいや!』でやってしまいましょう」


 評議会の人と聞いていたので、すこし固いお役人的な人かと思って、すこし緊張しながら会議を進めていたが、なんか思いっきりゆるい人であった。


「そのシアターとレストランを一緒に作るという話は面白そうです。

 特に、カノ島にあらたな食が提供されるのはいいですね。

 であれば、1階はティーラウンジとお子様や家族で楽しめるアミューズメント施設、2階から5階には異なる趣向のレストランフロア、6階にはカジノ、一番上の階は吹き抜けで劇場、そして屋上にプールではどうでしょう。

 客船のレストランや娯楽施設を縦に全部入れちゃえば、そこの広さの土地でも全部入りますから」


「え! それって、船の施設よりもかなり大規模な施設になるのですよね。

 本当にそんなのが数日で作れるものなのですか?」


「まあ、そちらの箱モノについてはお任せください。

 では、船の設備を参考にさせてもらって、早速取り掛かりますので、皆さんも公演やレストランの営業準備にかかってください。

 来週オープンだと、これからとても忙しいですよ!」


「「「・・・」」」



 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇



 なんと、おいらもまたウェイターとして働けるような大きなレストラン施設がカノ島に出来るようで、これで路頭に迷わないでも済みそうだとほっとしていた。


 ところが、おいらには、それと違う話がやって来た。

 なんと、今度作るカジノのマネージャーをおいらに任せるというのだ。


 これまでカノ島にはカジノの様な遊興施設がなかったそうで、その為にきちんと制限を設けないと、ギャンブルに没入してしまう人も出る懸念があるとのこと。

 おいらの特技である、人の顔を覚える事がここで役立ち、同じ人が賭け事に深くはまらないようにやさしく誘導するのが、ここのフロアの責任者の仕事になるというのだ。

 チーフからマネージャーは思いっきり昇格だ。 それも大きなお金が動くカジノであればなおさらだ。


 広さが1フロアあるともなると、船のカジノ設備を持って来るだけじゃ足りそうにないから、これはカノ島の人に相談だな。

 カジノは設備を伴うから、いそいで打ち合わせをしないと、開店に間に合わないな。 確かにこりゃ寝る暇もないかもしれない。

 今回おいらたちと一緒にこの島に住むことになった船のお客さんで、以前世界中のカジノを何度も廻った事が有ると話してくれた人がいたから、早速相談に行ってこよう。


 おいらは、ちょっと嬉しい悲鳴をあげていた。

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