物語について
この物語は、電気が失われた世界で、人類が文明を復興していく物語です。
異常な太陽活動の影響は、地球上から電気という現象を消し去ってしまった。
これまで電気を用いて動いて来た多くの装置や機械などはその動きを止めてしまい、人の移動方法や互いの連絡方法は失われ、そこでは新たな食料や製品を作り出すことや、単に食べる事すらままならなかった。
電気をロストした世界で、人々はいかに食べて生き永らえ、そして失われてしまった電気文明に代わる、新たな文明をいかに育てていくかをテーマにした物語です。
それまでの世界では虐げられていた、摩導具と呼ばれるカノ国の道具などを用い、新たな文化による、新たな世界を創ろうというストーリーです。
この小説は『ルネサンスの女神様』シリーズに属する作品となります。
必要な他のシリーズのストーリーを纏めましたので、次をお読みいただければ、他のシリーズを知らない方でも楽しめると思います。
ここからの『明るい未来を目指して!』では、カノ国の不思議道具である摩導具を使い、新たな文明社会を作るという話となります。
ご興味あれば、前の小説もご覧いただけますと幸いですが、前小説部分は本編につながる為の、電気を失う災害を中心に扱っており、内容的に少し重いので、苦手な方はご注意ください。
『ねえ、電気つけてよ!』[https://ncode.syosetu.com/n1240hf/]
おことわり
※物語に登場する『摩導具』の名称について、これはシリーズ作品『異次元間ショッピングシステム パラセル』で登場する摩導理論で作られた道具であり、『魔道具』の誤りではありません。
この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
SF好きな大人の方も楽しめるように、自分なりの理屈を組み立てました。
そして今の自分ができる発想を残したく、オリジナル小説として書きました。
R15:この小説には、災害を取り扱う描写が一部含まれていますのでご注意ください。
©Anomaru. 2020-2022 著者:亜之丸