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ハーレー

陸上競技だと・・

神の一手を待たず、籠の中の鳥達は競って一番に飛び立とうとする

ふざけたゲームだ

俺に言わせればBARでミルクを頼む様にな

だが・・今日はお前らの生存競争に付き合ってやる

ガキの遊びもたまにはいいだろ・・なぁ・・兄弟

こいつを紹介するぜ・・

ハーレーダビットソンFLSTC

排気量1584ccの地球に厳しいモンスター野朗だ

・・・

ふっ・・

準備は出来たか・・いいぜ

クラッカーを鳴らしなよティーチャー

早くしないと俺の懐に忍ばせてるやつで

パン・・

あっ・・ちょっと・・

まっ・・いいだろう・・

丁度いいハンデだ・・ブラザー・・ショウタイムだぜ


そしてクラスの女子は脳みそまで筋肉に犯された男に訴えた・・

「先生。またこいつプラモデルもってブツブツ言ってます。ホントきもい。」

ちぃ・・女の理解できる世界じゃないんだよ


キーンコーンカーンコーン


飯の時間か・・

子曰く・・この為に学校へ着ている・・

先生・・やっとおっしゃる意味が分かりました

席に着く俺は運び込まれる飯にありついた・・がっついた

飛べない豚はただの豚・・か・・

チョイワルオヤジの武士の一分だ・・

失われたバイブルは、やがて沈みゆく海賊船の様に・・

時代という混沌の渦と化す・・

神よ・・

・・

もしも願いが叶うなら・・

生きた屍の様になりてさ迷う者達へ・・モーゼの様な先駆者を・・

・・

俺か・・

NO PROBLEM・・だぜ・・

一杯のウォッカが俺の毒素を吐き出してくれるからな・・


そして、社交的なパーティーはフィナーレを迎えようとしていた

「先生・・またこいつ牛乳で酔ったフリしてます・・もう疲れてきたんだけど・・」

小娘・・諦めたらそこで試合終了だぜ・・



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