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0-1 「やりなおしをしよう!」1

支援職の無双が書きたかった…!!

シノビとヒーラーのお話です!(*´∇`*)

シリアスを含みますが、基本ほのぼの系になる予定!

「ねぇねぇ!起きて!!起きてってば!!」


 耳元で少年の大きな声が聞こえる…いや、少女かな?

 顔を覗き込むような気配はあるが、いかんせん目が開かない。


 いまだに「ねぇってば〜!おきてーーーー!!」なんて脳がビリビリとするほどに耳元で叫ばれるものだから、その気配を右手で押し返そうとした。が、右手が動かない、なんなら右手の感覚がない。


 なんだ?目も開かないし、右手も動かない。体が麻痺しているのか?毒でも飲んだっけ…?

 霧が晴れない脳で考えながら、左手を握ってみる。その瞬間、指先から電撃をくらった時のような痛みが走り、腕をつたって首元までもが痺れたような感覚になった。


 え?なになに!?どうなってんの??と、さらに混乱しそうになるのをどうにか抑える。

 耳は聞こえるみたいだ。声は?、そう思ってヒリヒリと痛む喉を無理やりこじ開け声を出そうとするが、はくりと空気の塊を吐いた感覚だけで音は出なかった。


 しかし、その試みにより目の前の気配は私の意識があることに気がついたようで「意識あるじゃん!!」なんてこれまた大きな声をあげる。


 君は誰だ?、今どうなっての?なんて目の前の気配に聞きたいことは山ほどあるが声が出ないためどうしようもない。


「君が死んじゃうと説明するの面倒くさいから、今のうちに全部話しちゃうね!!」


 こちらの返事がないのを良いことに、気配は話し始める。


「今この世界は、他の世界からの侵略者によって滅びかけているのです!そこで!君にこの世界を救っていただきたい!!」


 この世界を救う?何を言ってるんだこの子は。たださえ身内で最弱なんて言われている私にそんなことできるわけがない。


「もちろん!この状況からどうにかして!なんて言わないよ!!今君は死にかけているんだし!そんなの無理無理(笑)!」


「世界をリセットするのにボクの力をほぼ全部使うから君に新しい力を与えたりできないんだ。」


世界をリセット?新しい力?全くもって理解できない。世界を救えと言うのなら、もっと詳しく教えてくれてもいいだろう。


「でもね!!君は十分強いから大丈夫!今回はうまくいかなかっただけで!君は才能に恵まれているからね!!!」


才能に恵まれている…?そんなはずはない。だって私は___



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