干し芋トラップ
※お食事中の方は読まないで下さい!
先日、茨城の親戚から干し芋を送っていただきました。
国産の高級干し芋だけあって、とっても甘くて美味しいかったです。
3キロ入りを送っていただいたので、知り合いにお裾分けしようと、小分け作業をしつつ、干し芋をつまみ食いしていました。
気が付けば4枚も食べちゃってました。
その日の夜の事―――
じわじわとお腹が痛くなり、痛みはどんどん強くなっていきました。
『下痢だっ!!』
と、トイレにかけ込みました。
ところが、痛みは増していくのに、なかなか便が出てこなくて、冷や汗が吹き出し、顎を伝って汗がぼたぼたと落ちてくる状況でした。
あまりの激痛にまともに便器に座っていられず、トイレの手すりにしがみつきながら、便が降りてくるのを待ちました。
『あぁ、痛すぎて気が遠くなる……このまま、お尻丸出しで救急車で運ばれるなんて嫌だぁ』
救急隊員だって、おばちゃんの汚いケッツを見るのは嫌に違いない。
そんな心配をしていると、やっと便が降りてきました。
最初は形のある物でしたが、だんだんと下痢になり、最後は水様便でした。
腹痛は一晩中続き、『もう、出す物がないです。勘弁してくだせぇ』とトイレの神様に祈りました。
翌日には腹痛は治まっていましたが、寝不足でグロッキー状態でした。
仕事を休もうかとも思いましたが、根性を出して出勤しました。
そんな日に限って忙しいかったりするんですよね。
その日は、眠気とも戦っていましたが、仕事が忙しかったので、疲れも相まって、 夜は気絶するように眠りました。
―――で、腹痛の原因は干し芋だったようなんですが、Google先生に聞いたところ、干し芋の原料のさつま芋は水溶性の食物繊維が豊富だそうで、干し芋はさつま芋を乾燥して作っているので、お腹に入ると水分を吸収して膨らむのだそうです。
よって、食べ過ぎると凝縮していた食物繊維がお腹いっぱいに膨らみ、下痢を引き起こすのだそう。
場合によっては嘔吐する事もあるのだとか。
母に話したところ、『私なんか4枚以上食べるけど全然なんでもないよ。屁が出るくらいだわ』と言っていましたが、やはり人によるようです。
私は、普段あまり食物繊維を摂れていないので、急に大量に摂取したのが原因だったのかな?と自己診断してしまいましたが……
とにも、かくにも、お尻丸出しで救急車で運ばれずに済んで良かったです。
皆さん、干し芋の甘い罠には気を付けて下さいね!
干し芋は少しずつ食べましょう!