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参考書籍


ISBN4-88708-317-3 刀水書房 『ドイツ三十年戦争』 C.V.ウェッジウッド著 瀬原義生訳


 メイン資料です。とても面白いのですが高額な上に版元品切れで入手困難だと思います。

 もともとは第一次大戦と第二次大戦の戦間期に書かれた歴史書で、最新の知見からは否定されている部分もあるようですが、私は専門家ではないので正確さよりは話として面白いほうを重視しています。後発研究によって覆っている部分に関してもこの本の記述に寄せているのでご了承ください。

 お話としての歴史はある程度語り手のスタンスが明確なほうが面白いと思っています。ド中立を心がけているのより、いくらか贔屓がはっきりしているほうが読んでいて楽しい。塩野先生の『ローマ人の物語』が面白いのとちょっと似たような感じで「ウェッジウッド史観」によって語られている三十年戦争を味わう本だと思います。



ISBN4-00-324107-X(第一部)/ISBN4-00-324108-8(第二部) 岩波書店 『三十年戦史』 シルレル著 渡辺格司訳


 旧字体なのでややつらいところもなくはありませんが、文体は格調高く読み通すのは苦にならないと思います。



ISBN4-06-149282-9 講談社現代新書 『戦うハプスブルク家―近代の序章としての三十年戦争』 菊池良生著

ISBN4-06-149673-5 講談社現代新書 『神聖ローマ帝国』 菊池良生著


 日本語で神聖ローマ帝国について読もうと思ったら菊池先生は外せませんね。



ISBN4-00-324109-6 岩波書店 『ヴァレンシュタイン』 シラー著 濱川祥枝訳


 戯曲であって史書ではなく、シラー謹製のオリジナルキャラも混ざっていますが、ヴァレンシュタインに関する逸話は正確だということを又聞きしたので参考にしました。話は面白いですよ。



ISBN4-00-341284-2 岩波書店 『ドイツ農民戦争』 エンゲルス著 大内力訳


 三十年戦争につながる16世紀の宗派や階級対立の流れが読めます。



ISBN978-4-89259-561-5 文理閣 『オラニエ公ウィレムーオランダ独立の父』 C.V.ウェッジウッド著 瀬原義生訳


 三十年戦争の前史であるオランダ八十年戦争前半の話です。徹底して遡るとローマ時代まで戻らなきゃならないのでこのくらいまでしか振り返りませんが。



ISBN978-4-12-205318-2 中央公論新社 『ヨーロッパ史における戦争(改訂版)』 マイケル・ハワード著 奥村房夫・奥村大作訳

ISBN4-12-204690-4 中央公論新社 『補給戦−何が勝敗を決定するのか』 マーチン・ファン・クレフェルト著 佐藤佐三郎訳


 この二冊を読まなかったら、史書に記してある各将のムーブの意味がぜんぜんわからず、自分の言葉に変換できないまま丸写しになって、引用の範囲を越えた丸パクりになってしまっていたことでしょう。

 地図がないと意味わからない部分はgooglemap併用してください! 道路や川の幅や曲がりは当時と変わっている部分は多々ありますが、人工水路に関しては16世紀に整備されたものが非常に多く、たとえばリュッツェン周辺の水路はほぼ当時と同じです。ドイツすげー。

wikipediaに関してはde/sv/en/pl/fr/es/it/pt/nl/hu/da(独・瑞・英・波・仏・西・伊・葡・蘭・牙・丁)の記事を参照しました。ドイツの話なので基本deです。書いた当時はGoogle翻訳だよりでしたが、対応言語はDeepL翻訳で再検討しました。英独仏は辞書が手元にあるのでアナログ翻訳も併用しています。

ja(日)は訳語の参考にしました(「忠節伯」と訳そうかなと思ったのを「信義伯」としたり)が、内容そのものはあまり気にしてません。当事国のwikipediaと異同がある記述も多いですし。

まあこの作品は歴史の教科書ではなく物語なので、学術的にはもう覆っている部分も「ウェッジウッド史観」準拠になっていることは上でもお断りしているとおりです。

ゆえに日本語版ウィキペディアの記事を元にしてのご指摘はしていただかなくて大丈夫です。目を通した上で採用しなかっただけなので。


ドイツ語サイトですが

Der Dreißigjährige Krieg in Selbstzeugnissen, Chroniken und Berichten (自伝・年代記・報告書で見る三十年戦争)(http://www.30jaehrigerkrieg.de/)こちらはかなり参考になりました。Wikipediaに記事がないような将軍クラスではない軍人たちの情報は大きく依拠しています。


日本語サイトとしては、某所のやる夫まとめの「やる夫が北方の獅子王になるようです」(まとめサイトは転居しがちなので検索でリンク探してもらうほうがいいと思います)が面白くかつコンパクトな通史になっていますね。AA出演者の都合か1キャラが4,5役くらいこなしてますが。ただでさえ超過労働のピッコローミニは過労死確実。やる夫歴史シリーズは出典の明記が抜けがちなのが難点ですが、たぶん「北方の獅子王」に関しては私が使ったのと参考資料は結構かぶってると思います。


ネーデルランド関連は金獅子亭様(https://orange-white.blue/)の記事を参考にした部分があります。この場を借りて御礼申します。

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