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だから
月陽は家に帰ってきてからも、ボーッとしてる。
疲れちゃったかなと思う。
普段出歩かないし、こんなにも長い時間外に居ないだろうから仕方ないか。
普段と違うことをすると疲れる。
でもその中にしか変化は無い。
なんでもない日常に月陽が現れて、人を好きになれた私みたいに。
床に座ってベットを背もたれにした月陽が私を見る。
強い決意が感じられる目で、少し嫌な予感がする。
「どうしたの」
なるべく優しい声で、ゆっくりと月陽の隣に座る。
「……っ」
「……言辛いこと?」
月陽は頷く。
ゆっくりと少し小さな体を抱き締めて直ぐに離す。
「夜桜、私は夜桜の事なんにも分かってあげられない」
「そんな事……」
「そんな事あるの。好きだし、その、あ、愛してる。だから友達に戻って」




