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ルーツ 1神社
俺はいわゆる天涯孤独というやつなのだ。
祖父の死で、弁護士から神社を引き継ぐことになった。
との連絡があり、俺は自分のルーツが気になりだした。
「ここが関係あるかもしれない神社か」
当時は双子が生まれると縁起が悪いからと、祖父が養子に出される前に生まれたらしい家の神社。
実家というのも違うか、生家? なのだと探偵に教えられた。
「この神社、インスタ映えするかな……」
「の~」
「うわっ!」
同じ目線に超近い距離で、女の子!?
「私、ミゾノカヌレ!」
見た目は13歳くらいの子、幼児のようなトロい話し方。
背が高いのか、ヒールが高いのか? そう思って足を見る。
「なぁんだ」
地に足がついてないだけだった。は?
「オマエ、オンミョウジ! 私ずっと待ってた!」
「は!?」




