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赤い糸に結ばれたふたり

大変間を空けてしまいました…これから何日かは連続投稿したいと思います

「お嬢様、針がズレております」

「あら嫌だ」


ハンカチに刺繍をしていたが上の空なせいか、模様が僅かにずれている。エマに指摘され、半分程まで進んでいたがこんなものは人様に差し上げるに値しないので直ぐに屑篭に捨てた。

新しい白ハンカチを取り出し、針を刺す。やっぱり考えがまとまらずまた布をダメにするのが目に見えていたので刺したまま止まって、はあとため息を吐き出した。見かねたエマがドレスにビーズを連ねるのをやめて私に一つ提案をした。


「お暇でしたら、下町の視察はいかがでしょう。お嬢様の来季のドレス候補を増やしても良いかもしれません」

「エマのドレスに期待していますので、構いません」

「アリシア姫のサマードレスはまだでしょう」

「まだ確かに足りてはいませんね」


でもエミリアの店に行くのも考えものだし…と渋っているとエマは困ったように眉を下げた。


「今日は城へ行く予定ではありませんでしたか?」

「そのつもりでしたが…気が変わったのです」

「城が嫌になったのですか?」

「いいえ、そんなことは…」

「もうシーズンオフですから、領へ帰るのもよろしいかと…」


このまま領に引っ込むのも、嫌だ。

アリシア様の側にいるのはやはり楽しい。ファッションに疎い姫の世話をすることはとても楽しい。美しい人を着飾るのは私にも利がある。そこまで考えてから口を開いた。


「街に降りることにします。エマ、フィリス。付き合ってくれますか?」

「はい、お嬢様」


エマは刺繍を止めて、フィリスは外套を用意しながら答えた。立ち上がって小さく伸びをし、ドレスのスカートを正してフィリスが差し出すストールを巻き、馬を回すよう指示を出す。

馬車に揺られて下町へ降り、街を歩き始める。ストールを掛けているので私の短髪は目立たず、かといって街の人が気付かないわけがなくといったお決まりの状況になる。家で着ているドレスだから普段着だとはいえ、下町の基準で言うと華美なドレスに見えるのだ。

何件か仕立て屋を回り、いくつかドレスを持ち帰ることに決め、最後の店に寄る。最後の店はジョシュア様

の婚約者、エミリアの母の店だ。気が進まず、歩みが重いのをフィリスとエマは敏感に感じ取って帰るかどうか聞いてくれたが、ここで帰るとジョシュア様のあの店が危ない。視察に回られないような店だという評判が立つ。


仕方なくエミリアの店に馬を向け、ドアに取り付けられたベルを鳴らしながら店に入る。エミリアの店はいつ来ても小綺麗で、それでいてお洒落で繊細だ。慎ましく並べられたドレスを纏うマネキンを見つつ、エミリアの母が新作と思われる仮縫いをしたばかりドレスの抱えて奥から出てきたのを微笑みで応える。


「ご機嫌よう。アリシア様のサマードレスを探しているのですが、何か良い候補はありますか?」

「ええ、勿論ですとも。ここに置いてあるもので何か良いものはありますか?」

「そうですね、この青いドレスはかなり良いと思います」

「でしたらこの系統で奥の部屋に置いてあるものがありますのでお持ちしますわ」


お願いしますね、と言って私はまたマネキンを眺めた。ふと思いついたようにエミリアの母が声を掛ける。


「娘が…エミリアが、マリア様にお会いしたいと嘆いていますのよ」

「エミリアが?」

「あの子は友達が少ないから…同年代のマリア様に憧れていますの」


憧れ、ねえ。私はうっかりため息を吐き出さないように息を止めた。友達は居なくても恋人は沢山いるじゃないの…とは親に向かってとても言えず、私にできることといえばやはり微笑みで応えることだった。


「では部屋に失礼させていただきましょう」


エミリアの健気さ、儚さを学べばジョシュア様の心を射止められるかも、なんて考えつつ、私は店の奥に入る。住居スペースは二階だが、足の悪いエミリアは一階の一室を与えられている。私は安っぽい粗末なドアを上品にノックしてエミリア?と声をかけた。弾けんばかりの声がはい!と答え、私はうんざりしつつドアを引く。


「マリアお嬢様!」

「エミリア、お久しぶりです」


エミリアはいつも通り青白い顔で上体を起こした。顔は嬉しそうだが、やはり病状は良くないのか、具合は悪そうだった。それでも彼女の可憐さは病気に負けていない。不謹慎だが、病気が彼女の繊細さや守りたくなるような容姿をさらに際立たせていると思える。美しい金髪を靡かせ、エミリアは嬉しそうに笑った。


「相談したいことがあったんです。マシューが私と結婚したいって」


舌打ちを堪える。お淑やか、お淑やか、と口の中で唱えてこれまた微笑みを浮かべてやり過ごす。


「もう私は長くないから、余生くらいは自分に正直に生きたいと思ったのです」

「今までは正直ではなかったのですか?」

「お世辞にも正直とは言えなかったと思います。足が不自由になって、代わりに将来の自由を手に入れたと思ったらあんなことに…」

「あんなこと?」

「怒らないでくださいね、マリアお嬢様」


エミリアは居住まいを正し、私を真正面に見据えた。


「婚約者がいるのです」


うん知ってた、とは微塵も顔に出さず、まあ、と令嬢らしい淑やかさを醸し出し、両手で口元を覆った。手袋の飾り真珠が陽の光を反射してエミリアの金髪をちらりと照らす。


「それも…その、大金持ちの身分のある方です」

「まあ、良いことではないですか。でもどうやってお知り合いに?」

「正確には、知り合ったのは彼とではなく、彼の両親と、なのです」


ジョシュア様の両親、とふと考える。そういえば話題に上ったこともないが、どんな人なんだろう。エミリアは言い辛そうに言葉を詰まらせた。


「私を轢いた馬車に乗っていたのが彼の両親なのです」

「つまり、あなたを傷物にした責任を息子に取らせたということですね?」

「ええ、そう言えます。ですけれども、本来なら取る必要もなかったのです。私を轢いた時に…馬が暴れて馬車は…乗っていた彼の両親も、御者も死んでしまったのですから」


私は言葉を続けることができなかった。エミリアは小さく微笑んで言葉を続けた。


「彼のおじいさんが私を不憫に思って婚約者にしてくれたようなのです。それまでの私は母の後を継ぐために毎日縫い物をしていましたけれど、この婚約話が持ち上がって、それも消えました。これは本当に嬉しかった、私はお針子になりたくなかったのです」

「意外です。貴女はドレスがとっても好きだから」

「ドレスは作るより、見たり着る方が好きなのです」


マリア様と同じですね、とエミリアは笑った。そう、同じだ。道を決められることを嫌うことも。私とエミリアの違いなんて、爵位がある家に生まれたかそうじゃないかくらいでしかない。


「婚約者の方にはいつそれをお伝えしますか?」


ジョシュア様と婚約を破棄するのはいつなの。私は嫉妬心を隠しつつ問い詰めた。


「次にここへ来た時に、と思っています」

「しょっちゅう来ているんでしょう?」

「ええ。私が病になった時からよく…」

「彼のことは全く好きじゃないのですか?」

「ええ、全く。兄のような人だと思っています。すごく良くしてくれていますけど、マシューに対する燃えるような思いではありません」


小さい時に会いすぎたのかもしれません、と小さく聴こえた。私とエミリアはそれから少しだけお話をして、エミリアの顔色が悪くなってきたため寝かせて、私は部屋を出た。エミリアの母からドレスを幾つか受け取り、それを馬車に積ませて、私も馬車に乗り込もうとした。その瞬間に、男が店に入ろうとしたのを見た。背の高いがっしりとした、どこにでもあるような茶色い髪の男だった。私はその背中に思わず呼びかける。


「あなたがマシューですか?」

「ええ、そうですが」


振り返った顔までどこにでもいるような凡庸な顔立ちだった。マシューは右手に野原にでも生えていそうな平凡な花を束にして持っている。粗末な紐でくくりつけただけの花束を私が見ているのをマシューが気付き、恥ずかしそうに隠した。


「エミリアはもう寝てしまったのですが」

「寝顔を見て帰りますよ。マリアお嬢様?」

「よくご存知ですね。エミリアから聞いていたのですか」

「そんなところです」


私は帰るつもりだったが、マシューがせっかくだから、と私をもう一度エミリアの部屋に押し戻した。エミリアは眠れなかったのか、マシューが目に入った途端に頬を薔薇色に染めて嬉しそうに笑っていた。私ってお邪魔虫?とは思ったものの、エミリアが大好きな人に囲まれて幸せと可愛いことを言うので仕方なくまた椅子に腰かけた。マシューは花瓶に花を活けてからエミリアの手を握り、具合はどう、と在り来たりなことを話した。貴族だったなら「美しい人、あなたのために花を持ってきました」から始まる臭い口説き文句が入っただろう。話がエミリアが婚約者に別れを告げることを決心した件に入るとマシューは真面目な顔をして言った。


「僕もエミリアに結婚を申し込むのに婚約者がいるのは良くないとは常々思っていたんです」

「あら、婚約者がいることを知っていて申し込んだのですか?」

「真実の愛によって結ばれた物ではないから、あんなものは無効です」


貴族の婚姻では大抵の場合所謂真実の愛なんて美しいものはない。互いの家の利害関係という名の婚姻だ。私にはエミリアとマシューが眩しい。ジョシュア様を振るなんて、並大抵の女じゃできない。それもジョシュア様に請われて断るなんて、家の立場としても、それから勿体無さとしても、できない。貴族の女は利害に敏感だ。


「感服しました。私も力になりましょう…口添え程度ですけれど」

「嬉しい!」


エミリアが私に抱き着いた。マシューが羨ましそうにエミリアを私から引き剥がし、エミリアの肩を抱いた。


その瞬間にドアが開いた。そっと、控えめに。3人の目がドアに注がれ、そして一斉に血の気が引いていくのを感じた。侵入者の視線が私たちに注がれると、マシューは体を強張らせながらもエミリアの肩をぎゅっと抱きしめた。


「エミ、リア」


ドアを開けた男は消え入りそうな声でエミリアを呼んだ。エミリアは真っ青になっていたが、毅然としてマシューの手を取った。


「こんにちは、ジョシュア様。お話できますか」

「お前は…!」


押し殺せない怒気を孕んだ声でジョシュア様はマシューを指差した。


「初めまして。僕はマシューで、三軒隣の布屋です。普段ここに布を納品に…それでエミリアと出会いました」


マシューは極めて礼儀正しく手を差し出す。ジョシュア様はそれを冷たく睨んで、エミリアの元へ近寄った。


「ジョシュア様、お気持ちは嬉しいの。だけど、私にとってあなたはお兄さんなの。…好きにはなれないわ」

「そんな…!一緒にいる時間が少ないなら、増やす。城へ来てもいいんだ、エミリア…」

「十分一緒におりました。ジョシュア様、お爺様にごめんなさいとお伝えして…」


ジョシュア様はエミリアに縋り付いた。嫌だと言った。エミリアはそれに応えず、ごめんなさいとだけ言った。マシューがジョシュア様の肩を慰めのようにポンポンと叩いた。私から見ても分かりやすい挑発だった。ジョシュア様はぴくりと肩を怒らせて、マシューに殴りかかった。いくら戦闘の訓練を受けていたとしても、普段から体力仕事をしているマシューとでは筋肉量が違う。ジョシュア様は子供のように簡単にいなされ、床に転がされてその上にマシューが乗った。


「わざと報告しなかったな、マシュー」


ジョシュア様の地を這うような声がマシューを呪った。


「わざと何も書かなかったな…!語り部の資格を失うぞ!」

「さあ、何のことでしょう。僕はただのマシューですよ、これまでも、これからも。ただの、エミリアに恋をした馬鹿男だ」


ジョシュア様の視線がマシューから私へ移った。


「それもこれもお前の手引きだな、マリア。さぞいい気分だろうな。お前をコケにした男がこうやって格下の男に伸されて。俺からエミリアを奪っても、お前なんか好きにはならない!一生!」

「私の手引き…?いいえ、違います!私は何も」

「嘘をつくな!」


ジョシュア様はマシューに腕を掴まれて、立ち上がった。ジョシュア様はマシューと私を交互に睨みつけ、地を這うような声でエミリアに告げた。


「今度ゆっくり話そう、エミリア」


そう言うとジョシュア様は自ら、消え入りそうな足取りで部屋を去った。

ジョシュア様が消えた部屋は奇妙な雰囲気に包まれた。私もショックだったけれど、エミリアも何が何だかわからないという顔をしていた。


「聞きますけれど…マシュー、貴方はジョシュア様とお知り合いなのですか」

「知り合いというか…僕も歴史の語り部の一員なので、彼は僕の主君にあたります」

「歴史の語り部の、一員?」

「あまり公にされていない事ですので内密に。ジョシュア様や今の語り部様をトップに、各地域、各階層に語り部がおります。僕はこの地区担当の語り部として、街の様子をずっと捉えていました」

「資格を失うと言われていましたが」

「それはもちろん、ありのままを書かねばならない語り部が、エミリアのことをずっと偽って書いていたからです。僕はそもそも恋をしてはならない。伴侶も、語り部たるに相応しいと思われる適正を持った人が当てがわれるようになっています。エミリアももちろん相応しい。だけど彼女はジョシュア様のもの。僕はエミリアに恋をしたから、観察対象としてエミリアを…僕と交際中なのを隠していました」

「資格を失えばどうなりますか…?殺されたりするのでしょうか」


マシューはこの質問にはうーん、と悩みつつ、答えを出した。


「殺されるでしょうね」

「マシュー!」


エミリアはさらに真っ青になって倒れこむ。マシューはそれを優しく受け止め、エミリアの額に口付けた。


「だから逃げます。エミリアを連れて」

「逃げるって、そんな体のエミリアを…」

「大丈夫、前から手筈は整えてありますから。だけど、マリア様に一つお願いしたいことが」

「なんでしょう」

「ローズヒルズ領に行きたいと思っています」

「暮らしにくい街だと思いますよ…物価も高いですし、特に食品は基本的に高いですから…」

「だからこそ、です。誰も僕たちがそこへ行くとは思わないでしょう。もちろんローズヒルズ領から少しずつ、エミリアの体の具合を見て田舎の方へ行こうと思います。ですから、通行証が欲しいのです」

「免税の通行証ですね」


関所を通るのに通行料として税を払うが、これがかなり高い。特に王都には入るにも出るにもかなりかかる。


「はい、ローズヒルズ領から先は安くなっていますから、とりあえずローズヒルズ領へ行くための通行証が」

「でしたら私が荷物をローズヒルズ領に送ることにしましょう。実際にいくつか私のものを積んでおくとばれないと思います。荷馬車も私のものをお使いください。多少目立ちますので、ローズヒルズ領に入ったらすぐに乗り捨ててくださいね」

「感謝致します、マリア様」


そうと決まれば早く動かねばならない。マシューも私もエミリアの体を気遣いながら、簡単に旅支度をさせて私の馬車に2人を招き入れた。エマとフィリスは何が何だかわからないという顔をしていたしぎゅうぎゅう詰めの馬車に不満タラタラだったけれど、緊迫した空気に顔だけは引き締めてくれた。


「エミリア、薬は間に合っていますか」

「いいえ…」

「お金を渡しておきます。これはあなたの薬代です。それからこれは私からの結婚祝い」


私の屋敷に着くと、エミリアに皮の袋に入れたお金と、それから私のドレッサーの上に置いていたダイヤとサファイヤとエメラルドで出来た豪奢な首飾りを渡した。


「良いですか、困った時にこれを少しずつばらして、売りなさい。賄賂でも構わないです。私は結婚祝いとして生き残るための道を渡しました」

「マリア様…!受け取れないわ…!」

「いいえ、受け取ってください。そもそもこれはクジャクみたいでつけるのが少し恥ずかしかったのです。それに…私もあなたに黙っていたことがあります。…ジョシュア様とあなたのこと、知っていました」

「マリア様…」

「私はジョシュア様が好きです。だからあなたに嫉妬していました。二股掛けてて、不誠実だと」


エミリアはわっと泣き出した。私はエミリアの肩を抱き、ハンカチで涙を拭いながら内心を吐露していく。


「あなたが羨ましくて仕方がなかった。私はあの通りジョシュア様には嫌われていて、すぐに不興を買ってしまうのです」

「マリア様、私は…私は…」

「だからジョシュア様のことは任せてください。あなたのことで悲しむことがないくらいに私が困らせに行きます、そして好きにさせてみせます。ジョシュア様に負い目を感じる必要も、私を気遣う必要ももうありません。あなたは、自分が幸せになれるように、マシューに守ってもらってください」


わんわん泣くエミリアを抱きしめ、私の代わりに忙しく用意をするエマとフィリスをちらりと見る。私の不要なものを馬車に詰め込んで頂戴ねと言ったのは良いけれど、何を詰めればいいのという顔がうかがえた。


エミリアが泣き止んだころには荷物もなんとか詰め終わり、エミリアもマシューに抱えられて馬車に乗り込んで行った。マシューは私の手の甲に口付けし、いずれこのご恩を、と仰々しく言った。


「バカを言わないで早くお逃げください」

「違いない。ジョシュア様には手紙を出しておきますので、荒れに荒れると思いますが何とかとりなしてくださいね」

「あなた私にどれだけ迷惑かけたら気が済みますの」

「ちゃんとあなたの為になることをしましたよ」


それじゃあ!とマシューは御者席に乗り込み、馬を走らせた。遠ざかる2人を見つめ、姿が見えなくなるまで見送る。持たせるべきものは持たせたし、あの2人ならきっと大丈夫。


「良いことがどうかは微妙ですが、善人になった気はしますね、お嬢様」

「エマもフィリスも、突然こんなことをさせてごめんなさい。もしお咎めがあれば、全て私がしたことですから正直に言ってくださいね」

「いいえ、あの2人の熱い関係を見るとなんだか胸がいっぱいで、助けてあげたくなったのは私たちも同じですから。ねえフィリス?」

「そーですねぇ」


やる気のない返事ではあるが顔には微笑みが浮かんでいた。


「ま、これでマリア様はますます城に行きにくくなりましたけどネ」

「なぜ?」

「なぜって、そりゃあジョシュア様に嫌われ街道まっしぐらだからですよぉ」


フィリスが笑い飛ばした。そのおかげで私はその夜胃が痛くて眠れなかった。

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