空想科学祭2011事件簿
2部門に分かれた2011年、当然のように様々な問題が浮かび上がる。
予想されていたこととは言え、風物詩のようになってしまったトラブルも、四年目となれば慣れたものである。
さて、毎度のことだが、記憶をたどって書くので、多少事実と異なることがあるかも知れない。その場合は指摘していただければ幸い。
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★「何がBLUEで何がRED?」
ライトSFがBLUEで、ハードSFがRED。当初はそういうつもりだったのだが。
BLUEは、初心者向け=辛口感想禁止という条項を設けた。設けざるを得なかった。前年のトラブルがあったからだ。
結局、「ライトSFでも、辛口感想が欲しい人はREDへ」とアナウンスするしかなく……、気がつくと、内容によって部門を選んだ方と、感想レベルによって部門を選んだ方が混在……、これが後々、とんでもない結末を生み出してしまうとは、全く予想もつかぬ有様。
いやはや、もっとしっかり区分けすべきだったのか。
どうしても、二つに分けたかったのは、若年層を取り込みたかったからなのだが。
世の中、どうも上手くいかないものである。
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★「ファイナリスト誕生!」
2009年より参加いただいていた栖坂月さんが、創元社第2回創元SF短編賞の最終候補に!
惜しくも受賞は逃したものの、初めて企画参加者の中からファイナリストが出たとあって、大騒ぎになった。
素晴らしい!!
このプレッシャーの中で参加してくださった栖坂さんのプレッシャーたるや……想像に難くない。
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★「よ、読み切れない……」
あまりの作品数に、読み切れない方が増加。
問題は、投票アンケートにもあった。
読めなかった場合の項目を作らなかったのである。
掌編短編しか読めない、数本しか読めない、そんな場合どう投票したらいいかなど、質問が多く寄せられたが、「応援したい作品に投票を」としか言えない。
なぜなら、投票アンケートは、“とにかく読めるところから自発的に読む事を前提に”作っていたからだ。
読まれない=投票数が少なくなる=部門賞の取り消し……これは、企画が始まる前から提示していた事柄である。アンケートを活かすには、読者からたくさん読んでいただかなければならないのだ。
Twitter等で呼びかけたが、なかなか理解してもらえず、最悪の結果になるのだった。
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★「『あと何文字で読み終わる』はヤメロ」
これは、私のことです。
すみません、匿名で感想を書き込んでいるため、本当に主催者が読んでいるのか、怪しんでいる人もいるだろうと思い、あのようなことを……。他意は無いんです。
Twitterで、逐一「あと○○○○字……先は長い」と呟いていた私が悪いんです。
次年度、参考に、呟き内容を変えました……。
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★「BLUE部門なのに、なんで辛口感想が来るの?!」
いや、辛口ではないと思うのですが。
辛口感想はご遠慮くださいというのが、BLUE部門である。が、しかし、感想人は思ったことを率直に書く。当然、言葉は選んでいるし、書き込まれた感想を何度も読み返したが、どう考えても辛口ではなかった。
それでも、受け取る側が辛口だと思ってしまうことはある。
褒め言葉だけの感想が、欲しかったのかも知れない。
突然、「感想を削除して」と依頼してきた。そんなことは出来ないと、掲示板もサイトにも書いているし、第一、感想人に失礼である。
万が一、これを認めてしまうと、企画自体が台無しになってしまう。感想人が書き込むのを躊躇してしまう可能性もあるのだ。
感想の受け取り方は、人それぞれだ。どんなに優しい言葉をかけたとしても、トゲがあるといわれてしまうことだってあり得る。そういうことだったのだろう。
現在、その作品はアドレスそのままに、内容が削除された状態になっている。
何とも虚しいことだが、そもそも創作のスタンスが違うのだと、思うしかないのかも知れない。
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★「け……警告?! アウトってどういうこと?!」
りきてっくすさんの「アダプター・ソケット・セクサス六号 」のことである。
内容がR18だと、小説家になろうの管理会社であるヒナプロジェクトさんより、警告を受けたのである。
確かに、作中では「セ○クス」「セッ○ス」連呼していた。確かにアウトと言われればアウトかも知れない。裸でベッドの上でアレしていたのは間違いない……。けども、決してエロくはないし、それで抜けるかと言われると……無理、完全なギャグだろうとおもうのだが……。
一方で、小学生も覗いている投稿サイト、これを小さいお子様が読んだらどうかと聞かれたら、ダメですとしか答えようがない。
恐らく、そういう基準での警告なのだと思うが、なにせ警告が来たのが、企画開催中。もう少し後だったらと、だれもが思った。
結局、該当箇所を伏せ字にすることで強制削除は回避したが、何とも残念な内容になってしまったのである……。
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★「票数が……足りません!!」
投票アンケートの票数が不足していたら、賞選考はなし、という、厳しい条件を突きつけたこの回。
実際投票期間に入ると、どのくらい票が伸びるのか、気が気では無かった。
毎日確認しては、足りぬ足りぬと呟いていたが……、最終日、奇跡のように票が伸び出した。
これはもしかしたら、いけるかも知れないと、何度も何度も確認し、解析画面に張り付く。
しかし、結果……、BLUE部門の票数が、規定に及ばず。賞選考なしという、最悪の結果に。
票数が足りなくなると困るだろうと、読み切れてないのに投票した方もいらした模様。それでも、どうにもならないこともある。
だが、コレもある意味、面白い結末だったと、今になってみれば思う。
念のため、書いておくが、票数が足りなかったのは、面白い作品が少なかったというわけではない。あまりにも全体の作品数が多いため、辛口OKのRED部門を優先的に読んだ方が多かったのが原因のようだ。
BLUE部門参加者の皆様には申し訳ない結果に終わったが、全体的にレベルの高い作品が多かったのは、BLUE部門ではなかったかと、個人的には思っている。
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他に、企画チャットに荒らし出現、Twitterでの開催前炎上など、相変わらずいろいろなことがあったが割愛。
そして、企画期間中にまたしても、次年度の構想を練っていた私だが、「RED&BLUEの次は、GOLD&SILVERかな……」などと、ポケモンかよ的な突っ込みの来そうな事を考えていたのはここだけの話にしておこう。




