こんなこともやりました
だんだん膨らんでくるお腹に不安を抱えつつ、なるべく自分に負担がかからないように準備を進めた。
前回、コテンパンにやられるだけやられたので、反省もした。
出来るだけ穏便に事が進むよう、色々と努力してみたのだが、参加者からはどう見えていただろうか。
●参加して欲しい作者アンケート
2010終了~2011参加申請締切の期間、参加して欲しい作者アンケートを実施。
これにより、数名の作者さんを招待。この人のSFが読みたいという熱い気持ちをぶつけてみた。
ただ、「結局は身内盛り上がりだろ」と、企画外から批難されてしまう。
「小説家になろう」での有名作者がいないだとか何だとか……そんなこと言われても、アクセス数がイコールでその作者の実力ではないのだし、有名と言っても、何を基準に言っているのか、根拠もない。
確かに、全く読んだことのない作者さんの名前は出しづらいが、新たな発掘というところまでは行かなかった。また、アンケートの存在自体知らなかったという始末。何とも虚しい結果になってしまった。
●絵師さん募集
天崎の絵では苦情が来るらしい。
こうなったら、上手い人から描いて貰えばいいのじゃ! とばかりに、mixiとみてみん、pixivにて絵師さんを募集。お三方から美麗イラストをいただき、企画サイトのあちこちに使用させていただいた。
10代~30代前半のラノベ世代の方向けに、萌え絵が描ける方を募集したのだ。
うん、若い方のイラストは初々しくていい。私のが描くより、遙かに新鮮みがある。すばらしい。
●予告&宣伝用フラッシュ動画配布
2010開催中に作っていた予告動画と、絵師さん提供のイラストを使った宣伝動画。
せっかくなので、べたべた貼り付けて貰いたいと、配布用のタグを用意。
果たして、どのくらい持ち帰りがあったのかは謎である……。
●ミニマンガ・説明マンガ
REDとBLUEの中身がわかりにくいというご指摘は当初からいただいていたので、わかりやすいマンガを絵師さんに描いていただく。同じ絵師さんより、アイコンも制作していただき、サイトのあちこちにミニマンガを設置。
若い人にも興味を持って貰えるよう、わかりやすいサイト作りに努めた。
●FAQの充実
企画に寄せられる質問は、ほとんど決まっていた。
何度も何度も、同じ質問。そのたびに、同じ内容で回答する。
……つわりに苦しんでいた私とって、辛い作業だった。
新たな質問が来る度にFAQコーナーを更新、とんでもない質問もあるが、あれもこれも、本当にあった質問なのだ。
●Twitter活用
前回も使用していたTwitter、利用者が増えたことで更に有効活用できるように。
特定のワードに反応して表示する窓をPCページ全てに表示、スマホサイトにも専用ページを用意した。
企画開催直前から産休に入り、「まだ生まれるなよ~」と腹に言い聞かせながらの進行。
第一子の出産が二週間、第三子が十日、予定より早かったため、企画期間と出産が被らないように設定していたが、それでもやはり不安はつきまとった。
参加者に迷惑をかけてはいられないと、ずっと思っていた。
REDとBLUEに分けたことが要因だったのか、やはり若い作者さん達がたくさん参加してくれたのは、幸いだった。中には、小説を書き始めたばかりだという方や、普段は二次創作ばかりで一次創作が初めてだという人も。
なるべく、初めての方にも楽しめる企画をと様々試行錯誤してみたのだが、いかがだっただろうか。




