2010ひとり反省会
この年の企画終了後の挨拶は、本当に申し訳ないくらい長文で、とある作者の方からは「あのような長文をいただいても、不快なだけです」と、直接ではないものの、明らかに空想科学祭のことを指しているとわかる書き込みをされてしまった。
企画運営に、他の三人を巻き込んでしまったことは、私にとって、枷になってしまっていたのかも知れない。私一人であれば、どう言われても、私さえが我慢すれば良いのだが、他者が絡んでしまっては、擁護することで別の問題が発生してしまう。身内に甘いと言われる。甘いのではない、申し訳ない気持ちでいっぱいだったのだ。
相談に乗ってくださる方もたくさんいて、本当にありがたかった。
庄内弁で言うところの「もっけだ」状態だった。
私の陰の苦労を知っている方が、逆に標的になってしまい、庇うに庇えない状況だったこと、言い訳にしか聞こえない台詞しか思い浮かばず、チャットの炎上を見守ることしか出来なかったことは、謝っても謝りきれない。
こんなに未熟で、杜撰な企画と、見捨てられてもおかしくなかったのに、それでも毎年参加してくださる皆さんには、どう感謝申し上げたらいいのか。
また、企画について色々と不満があるにもかかわらず、SFへの愛から、懲りずに参加し、叱咤激励してくださる皆さんにも、感謝してもし尽くせぬ想いでいる。
たくさんの人に支えられているから、たくさんの人が企画に対し様々な想いを持ってくださるから、開催してこれたのだ。この場を借りて、御礼申し上げたい。
こうして、2010が無事に閉幕。さて、次はという話に。
三年続けて、トラブル続き。それでも次はと言われると、嬉しいものだ。
企画の最中に、実行委員会の皆さんに相談に乗っていただき、次回の構想はほぼ出来ていた。開催予告イラストや予告動画まで作っていた。
だが、リアル事情も忙しく、公言は避けた。
次回開催を明言するには、まだまだ時間が必要だった。
個人的なことではあるが、この企画の開催中に、私は四人目の子供を流産した。
仕事のストレス、家事育児のストレスもあったため、何が原因だとは言い切れないが、身体を壊してまで続けていいのか、本当に悩んだ。立ち直るまで時間がかかった。
放心状態で、やる気のない日々が続き、それでも、不完全燃焼だった2010のことが気がかりで、巻き返しを図れないものかと、思考を巡らせた。
空想科学祭は、私の一部になっていた。
出来の悪い、息子のような存在だった。




