こんなこともやりました
これでやめてやると、すさまじい勢いでいろいろやった年だった。
自分の当時持てるだけの技術をつぎ込み、趣向を凝らしたが、果たしてどれぐらい効果があったかは未だ謎である。
●フラッシュ動画
現在は全て静止画になっているが、TOPページだけはフラッシュを使用。画面いっぱいに情報を流そうとサイトに趣向を凝らした。
単に、覚えたてのフラッシュを使いたかっただけなのだが……やはり、「重い」という苦情をもらう。そんなことはお構いなしに、好き勝手やってしまうのが悪い癖である。
●SFを読もう
デベロッパーで遊んでみたかっただけなのだが、果たしてそこから作品を検索したことのある人がどれだけいるのか。
こっそり用意したコーナー。
「小説家になろう」の完結済みSFの中から、地の文が多く、描写が多いだろう作品を文字数ごとに区切って表示させてみた。
●空想科学祭参加作品BEST50表示
PCサイトの右側に、いろんなBEST50を表示。
感想数であったり、お気に入り数であったり、評価ポイント順であったり……。
企画内の感想掲示板とはまた違った作品が人気なのに驚く。交流の幅がモノを言うのねと、お友達の少ない私は思うのであった。
●レイティング
「小説家になろう」にてR-18作品のチェックが厳しくなる。
元々誰でも自由に使える投稿サイト、義務教育のお子ちゃままで使っているわけで、「わいせつなモノを見せてはいけません」と、基準が明確に。今までは、作者のモラルに任せていた部分が多かったが、作品によっては警告を受け、ノクターンやムーンライトに移動せざるを得なかった作品、改稿を迫られた作品もあったらしい。
これを受けて、空想科学祭でもと、閉鎖済みだったがレイティングに詳しいサイトさんよりデータをお借りして、専用のページを設けた。
「なろう」の基準とは少し違うかも知れないが、一般的に納得できる内容なので、線引きが微妙で悩んでいるような方は、参考にしたらいかがだろう。
なお、携帯版のサイトは作成していない。
http://sf2010.ikaduchi.com/ratingicon/rating.html
●WEB拍手活用
匿名でなければ何となく言いづらいこともある。
WEB拍手のコメント機能を使い、匿名でも質問できるように。回答は企画掲示板で行った。
●閉幕後アンケート
以前はあちこちで見かけた意見のみを参考に企画を練っていたが、周囲に聞いて回るだけでは限界だった。そこで、匿名で答えることの出来るアンケートを用意。
様々な意見が寄せられ、大変参考になった。
叱咤激励から、厳しい意見、批判、糾弾など、ありとあらゆる意見が寄せられた。
そして、私、天崎はこの年から参加をやめる。
事務量の増加と、トラブル対応、そして何よりも、企画に対して向けられる、冷たい視線を少しでも逸らし、企画参加者の負担にならないようにしたかったのだ。
書けば良いのにと言ってくださる方ももちろんいたが、私の書きたいという気持ち自体萎えてしまっていた。それより、書きかけの自分の小説の更新を優先させたかった。
攻撃にさらされるくらいなら、企画を守りたい。
しかし、私の気持ちなど知るはずもなく、この年、更なる攻撃が多方面から向けられてしまうのだった。
6/22追記しました。




