ここまで来たらもう悪役令嬢は卒業でしょう!
今まで本当にありがとうございました!皆様のおかげで楽しく書けました!この小説はここで最終回とさせていただきます。本当に応援、評価、ブックマーク、いいね、ありがとうございました!皆様の優しさでこの小説は出来ています・:*+.\(( °ω° ))/.:+
「ふぅ…」
お茶会は終わり、みんなが帰るのを見送った。今はアナトールと二人きり。
「アナトールは楽しかったですの?」
「すごく楽しかった。けど、ちょっとはしゃぎ過ぎて疲れたかも」
「ふふ、私もですわ。でも、それだけ楽しかったから仕方ないですわよね」
攻略対象者全員と仲良くなり、ヒロインとも仲良くなった。
運命の番と出会うことができ、婚約をした。
今はみんなとこうしてお茶会を開いて、楽しく過ごすことが出来ている。
新しい家庭教師にも恵まれて、勉強も進んでいる。それは私だけじゃなく、婚約者も同様だ。特に婚約者の学習スピードがすごく早い。
両親にも恵まれている。使用人達も優しい。
「これでもう、大丈夫ですわよね」
「…なにが?」
「誰も傷つかず、誰も傷つけず。みんなで幸せになれる未来を、作れたと思っていいかしら」
アナトールはよくわからないようで首を傾げる。でも、頷いてくれた。
「きっと、そういう未来が待っていると思う。というか、エリアーヌがそういう未来を求めているなら俺がそこまで連れて行く」
「ふふ、すっかり男前になりましたわね」
「うん。見て、ラファエル先生の指導で筋肉もついてきたんだ。体術や剣術なんかも習ってる。専門の奴らには及ばないけど、俺は強くなるよ。そしてエリアーヌを守っていくから」
「アナトール…愛してますわ」
「俺もエリアーヌを愛してる」
ここまで来たらもう悪役令嬢は卒業できたはず。まだ、貴族学園に入ってないけれどきっとその後も上手くいくはずだ。
全てが噛み合った、ハッピーエンド。
私はそれを、勝ち取ったのだ。
そして…最愛の人も、側で見守っていてくれる。
だから、後は。
「ねえ、アナトール。私、考えていることがありますの」
「なに?」
「私の幸せを、もっとたくさんの人と分かち合いたくて」
「うん」
「具体的に言えば…お小遣いの範囲内で、人助けとかしようと思っていますの」
反対されるだろうか。そう思ったけど、アナトールは頷いてくれた。
「エリアーヌが望むなら、そうしよう。俺にも手伝わせて」
「ええ。では、まずはスラム街の人々の救済から始めようと思うのですけれど」
ジェローム先生とも話し合って出来た計画書を取り出して、アナトールに見せる。
「こんな感じでどうかしら」
「…うん、悪くないと思う」
「では早速、動き出しましょうか」
「うん」
この乙女ゲームの世界。どうせなら、少しでも多くの人と共にハッピーエンドに向かおう。
側で支えてくれる最愛の人と手を取り合って進めばきっと大丈夫。
私達の人生は、まだまだこれから。きっと、輝かしい未来が待っている。
本当にありがとうございました!とても幸せな時間をいただきました。皆様の応援あってこその小説です。まだまだ至らぬ点ばかりですが、また連載作品を作っていこうと思いますのでそちらの方でお会い出来たらすごく嬉しいです。本作もお付き合いくださり本当にありがとうございました。゜(゜´ω`゜)゜。




