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転生悪役令嬢、物語の動きに逆らっていたら運命の番発見!?  作者: 下菊みこと


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攻略対象その五のその後

「ということで、私のお友達五人目ですわ!」


フェリクスとは思いがけずめちゃくちゃ仲良くなった。そうなるとなんというか…自然な流れで、カジミール、シャルル、エミールとも会わせることになった。


「フェリクス・ガエル・エマニュエル…です。よろしくお願いします」


「ええ、エリアーヌ嬢からお話は伺っておりますよ。僕はカジミール・ブノワ・バスチアンです。よろしくお願いしますね」


「私はシャルル・コロンブ・ドナシアン。よろしくね」


「俺はエミール。商人の息子だ。よろしくな!」


フェリクスは私との交流で少しだけ引っ込み思案を克服しつつあるらしく、自分から自己紹介できた。成長を感じてとても嬉しい。


「じゃあ早速、みんなで一緒にお茶会にしましょう!」


ということで、今日も東屋で交流会。無礼講で、とても楽しい時間を過ごした。


結果として、引っ込み思案であるはずのフェリクスもいつのまにかすぐに攻略対象達と打ち解けることとなった。良きかな良きかな。


「今日は楽しかった…です。また、みんなで集まってお茶会したいです」


「フェリクス様…!ご立派です!」


「はは、お嬢様はすっかりフェリクス様が大好きになったんだな」


「ええ!でももちろん、フェリクス様だけじゃなくてみんなが大好きですよ」


「はは、エリアーヌらしいや」


ということで、フェリクスを段々と社交の場に引きずり出し成長を促した。


そして。


「え、みんなで第一王子殿下に会いに行くって…ぼ、僕も?」


「はい!オードリック様もフェリクス様のお話を私達から聞いて、ぜひ会いたいって仰っていますよ」


「うう、緊張するけど、エリアーヌ様がそう言うなら…」


ということで、オードリックとも会わせる。


「お、お初にお目にかかります、フェリクス・ガエル・エマニュエルです」


「オードリック・バジル・アルヴィアだ。よく来てくれたな。歓迎する」


握手を交わす二人。フェリクス頑張った!よく頑張った!


あとは、いつものメンバーでわちゃわちゃするだけだったので緊張していたフェリクスも段々とオードリックに慣れていき、またさらに成長したフェリクス。そんなフェリクスの姿に人知れず感動する私。


そんなこんなで、攻略対象軍団と仲良くなって恩も売りまくりつつ友達として楽しい時間を過ごしている私。今のフェリクスは一応まだ女の子として育てられているので婚約の話も持ち込まれない。


ここまで来たらあとはヒロインを助けるだけ。


さて、どうしたものか。

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