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転生悪役令嬢、物語の動きに逆らっていたら運命の番発見!?  作者: 下菊みこと


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15/50

お礼のお金はもらっておく

「お嬢様、この度は本当にありがとうございました。おかげで裁判で勝つことが出来ました」


結局エミールの両親は裁判で勝って、大きな恩を売れた上にエミールのトラウマを回避できた。


今は、祝勝記念にエミールの両親とエミールと共にプチパーティーをしている。


「ふふ、お役に立てて良かったですわ」


「弁護士費用と探偵費用をお返しさせてください」


「え、でも…」


「お礼の気持ちです。どうか受け取ってください」


「…そう、わかりましたわ」


売った恩はあっさり返されてしまった。まあでもその分、エミールは私に感謝してくれているし別に問題ないか。


お金は受け取って、侍女に持たせておく。


「それで、お嬢様。厚かましいお願いなのですが…」


「なにかしら」


「うちの息子と婚約していただきたいのです」


「え」


「うちは商家ですが、お金持ちな方ですし…お嬢様には絶対苦労はさせません。どうでしょうか?」


それはダメなんだってば。


「ごめんなさい…そういうつもりで助けたわけじゃないんですの」


「…さようですか」


「でも、いいお友達になりたいですわ。それではダメかしら」


「ありがとうございます。ぜひ息子の友達になってやってください」


「もちろんですわ」


ということで、婚約は無事回避した。そこに、プチパーティーにはしゃいでご飯を食べまくっていたエミールがやってくる。


「お嬢様、今日は最高の祝勝記念プチパーティーありがとうございます!ご飯がすごく美味しいし、お嬢様の気持ちが嬉しいし、最高です!」


「楽しんでもらえてよかったですわ!さあ、お腹いっぱい食べたなら次はデザートコーナーですわ!一緒に行きましょう?」


「はい!」


エミールの手を引いてデザートコーナーに行く。二人で甘いものをたくさん食べて、楽しく過ごした。























友達になると宣言した通り、私はそれ以降エミールとちょいちょい会うようになった。そうなると、自然とカジミールやシャルルとも引き合わせる形になり、やがてエミールの話を聞いて興味を持ったオードリックとも会うことになった。


「は、初めまして、第一王子殿下!エミールと申します!よろしくお願いします!」


「はは、そんなに緊張するな。俺はオードリック・バジル・アルヴィア。よろしくな」


緊張しっぱなしのエミールは見ていて面白かったが、意外とすぐに打ち解けて仲良くなった。


「エリアーヌのおかげで、俺の交友関係はすごく広がったな」


「ふふ、楽しいですね」


「とても楽しい。また新たな友人が出来たら紹介してくれよ?」


「もちろんです」


残るは攻略対象その五とヒロイン…頑張ろう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 拝読中です。面白いです! [気になる点] えっと...たかが商人が公爵家令嬢に息子と結婚してくれは無いのでは???というか、不遜では?公爵激怒しませんかね。 [一言] 楽しく残りを読み続け…
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