33それぞれの
大盛況です。遊園地も。娯楽施設も独自の進化を遂げています。歯車を組み合わせて簡単な玩具を作ったり、魔道具をというよりも灯りの魔道具を好きな色に変えてみたりする体験も人気です。また、オルゴールも色々出来ちゃいました。簡易な物は出っ張りが音を出す部分を弾く事でーとか軽く言っただけなんです。凄すぎる。
トマスラルさんが朝から遊園地で遊んできたのか、感想をくれます。
「スウ様、またまた凄いですね」
「皆の方がね」
ふふふ。随分、大人に近づきましたよ。只今、身長はライ様の太ももに抱き着けるくらい。そして遊園地は季節が巡る頃に、新作が一つ増えるような形に落ち着きました。ライ様と違って、遊園地を満喫できるトマスラルさんは毎日、遊びに行っているようです。一応、従業員割引があります。新作は試運転で乗っているそうです。勿論、試運転で乗り、更に一般お披露目の日にも乗るそうです。凄いやる気です。ケリーは呆れ返っていましたが、感想を貰えるので有り難いですよ。
「今回はどう?」
「錐揉み回転は斬新です!」
「それは良かった」
ほくほく顔で感想を告げていってくれました。遊園地系が苦手な人には娯楽施設を進めています。こちらも充実していますよ。映画館とプラネタリウムと体験型の映像が見れる、三種が混じった様な面倒なので映画と言ってしまっていますが、そちらも人気です。
南から魔力を籠めることが得意ではないけれども、芸術的な仕事をしたい人が来てくれるようにもなりました。絵の上手い方や楽器が弾ける人、それに伴って作曲家、作詞家、作家さんも揃ってきました。そんな方たちが作った映画の熱烈な支持者がフロロウクさんです。
「スウ様。今季の新作は次回作へ続くからあのように?」
「そうなの。物足りない?」
「いえ、次の期待が高まっていいですね」
「伏線もあるから、次回作を見てから、また前作を見て楽しめるようにも作って貰ったの」
「!!」
フロロウクさんが固まった。盲点だったようだ。その内、動き出すだろうと行き先を告げて歩き出す。
「ライ様の所に行ってきまーす」
ライ様は娯楽施設の身体を使った遊具系の担当になってくれました。透明な球の中に入って、ぐるぐる回ったり、ぶつかり合って遊んだり、追いかけっこしたりする遊びがお気に入りです。自分で動かすので、どんなに激しい動きでも大丈夫らしいです。運動能力が高い人ばかりが集まると、遊園地よりも激しい動きになっているような気がするのですが・・・。
小さな子達には全方位がトランポリンになったような遊具や、球のお風呂が人気です。木の球ばかりの所や、色とりどりの球、小さい物、大きい物、混ざっている所とあります。
当たっても痛くない大きな風船を打ち合ったりできる場所もあり、常に子供たちのはしゃぎ声が響いています。要所要所に監視や手助けの人が目を光らせているので、子供達だけでも遊べます。水分と栄養補給の時間もあり、それらも頼むことができるので好評です。




