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夢の中で目覚めましたが、これは夢?  作者:
第二章 夢から覚めて成長
29/35

29娯楽

「おとうしゃん、よびゅ?」

「「「え?」」」

「おかあしゃん、むり」

「「「ああ・・・」」」


 あれ?駄目だったかな。最初の父のラックさんならまだ話せば何とかなるかなーと。母のマリウさんは難しいだろうなと。言い辛そうに、トマスラルさんが代表して口を開きました。


「スウ様。マリウさんが芸術家で、ラックさんは補助的な仕事をしているはずですよ」

「ありぇ? なちで!」


 では、父と母の話は無かった事に。

 ケリーも同意してくれました。悩んでいても仕方が無いので、今日の話し合いはこれで解散です。


「はい。そのように。先輩、頑張って下さい」

「あ、はい」


 トマスラルさんは南から来た芸術に長けた人を探してくれるそうです。頑張ってー。

 私は魔法を使わない芸術を考えますよ。


 ケリーの前で頭を悩ませています。それに合わせてなのか、ケリーも悩ましそうです。


「ケリー?」

「スウ様は前のご両親のことは気にされてはいませんか?」

「うみゅ。じぇんじぇん」

「そ、そうなんですか」

「ケリーにきにさちぇちゃってごめんね」

「いえ。私はスウ様を手放すのが早かったこと以外は特に・・・」


 ケリー。それはほぼ全てが気に食わないと言っていることと一緒だよ。でも、無事に産んで貰えて、ケリーも付けて貰えたのが一番だよね。本当に素晴らしい。


「ちょのおかげ」

「ええ。スウ様には早くから北に来て頂けて、本当にありがとうございます」

「こちりゃこちょー!! はっ!」

「何か思いつかれました?」


 そう、魔道具!魔道具なら子宝祈願には影響しない。あまり大掛かりの放出系はまずいですが、魔道具で再現できそうな娯楽をどんどんケリーに語り聞かせる。ケリーが慌てて記録を取る。

 まずは映画、遊技場はボーリングやビリヤードとかね。ゲームセンターやカラオケとかもいいかも。パークゴルフは本気を出しちゃう人が続出しそうだから、辞めておこう。他にはプール。温泉で水着もあるし、水の中に入っても大丈夫な人ばかりだし。化粧も水に強い物も取り揃えてあります。温泉は水着着用と着用しない物、二種類ございます。

 遊園地も作っちゃう?夢は膨らみます。


「スウ様。落ち着いて、続きはまた明日。今日は休みましょう」


 興奮しすぎたようです。面目ない。今日は寝ます。お休みなさい。

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